マイナンバーカード
マイナンバーカードを申請していない方は多く、普及させるための政策の一つにマイナポイントがあります。
マイナポイントは大人だけではなく、子どもも受け取ることができます。
ここでは子どものマイナンバーカードの申請とマイナポイントについてご紹介していきます。
マイナポイントとは
マイナンバーカードを申請して好きな決済サービスを選んでマイナポイントを申し込むと、利用金額の25%分のポイント(上限5,000円分)をもらえのがマイナポイントになります。
子どものマイナンバーカードは何歳から作れる?
0歳から
赤ちゃんが生まれて出生届を出し受理されると、赤ちゃんにマイナンバーが与えられます。
マイナンバーが与えられると、後日マイナンバーの通知書が届きます。
マイナンバーの通知書が届いたら、マイナンバーカードの申請ができるようになります。
子どものマイナンバーカードの申請はどうやるの?
子どものマイナンバーカードの申請方法は大人と全く同じです。
スマートフォン・パソコン・証明用写真機・郵送の4つの方法があります。
一番手軽なのはスマートフォンでの申請です。
マイナンバーカードってどうやって作るの?マイナンバーカードの申請から受け取りについて
子どもと大人の申請の違いは?
法定代理人による申請
子どもが15歳未満の場合、子ども自身がマイナンバーカードを申請することはできません。マイナンバーカードが申請できるのは、子どもではなく法定代理人(保護者や未成年後見人)になります。
子どものマイナンバーカード用写真ってどうやって撮る?
マイナンバーカードには顔写真が付きます。
マイナンバーカードの申請用写真が撮れるのはスマートフォン・デジタルカメラ・証明写真機・写真館になります。
一番手軽に撮れるのはスマートフォンです。
スマートフォンなら、証明写真アプリの中にマイナンバーカードサイズがあるので、それを利用するのが一番簡単です。
背景の色は?
マイナンバーカードの写真の背景は、通常の証明写真同様無地になります。
無地とは全体が一色で柄・模様のないことを言います。特に色の規定はありませんが白色を使用するのが一般的です。
自宅に白っぽい無地の壁がある場合は、壁を使って撮影すればOKです。
白っぽい無地の壁がない場合は、白っぽい布や大きな紙を使って撮影します。
白以外を使って撮影する場合は、顔や髪の色がはっきり映る背景色がおすすめです。灰色・水色・ベージュ・薄いピンク・クリーム色など淡い色を使うと顔や髪の色がはっきり映ります。
赤ちゃんの場合は?
白地のシーツの上に寝かせて撮影します。
背もたれが高くない(胸の高さ位まで)赤ちゃん用の椅子に座らせて撮影します。
大人が抱き上げたり肩車などをして撮影することもできますが、その場合は抱き上げている人や影が映らないように気を付けてください。
正面を向いている写真でないと受理されないので、耳が聞こえ目が見えるようになった赤ちゃんであれば、音やおもちゃで気を引かせると撮りやすいです。
乳幼児はじっとしていることが苦手な子が多いので、1日数枚を数日間かけてチャレンジするといいと思います。
Kiki’の場合・・・
スマートフォンの証明写真アプリを使用して撮影しました。
無背景の写真ということなので、クリーム色の無地の壁を利用して撮影しました。
子どもたちはじっとしてるのが苦手なので、撮る前に4枚だけ撮らせてと話し、撮った写真の中から枠内に収まっていてなるべく無表情の写真を選びました。
マイナンバーカードを受け取るときは?
子どもと申請代理人で受け取りへ
本人確認が必要になるので、必ず申請する子どもと申請代理人が一緒に取りに行く必要があります。
受け取りで必要な書類は?
通知カード
住民基本台帳カード(持っている方のみ)
交付通知書
本人確認書類
法定代理人の本人確認書類
戸籍謄本(本籍地が住んでいる市区町村と異なる場合)
登記簿謄本等(未成年後見人等、法定代理人であることを確認できる謄本)
が必要になります。
その他、受け取り時に書類を記入する場合がありますので、念のため認印をご持参ください。
旅券があれば1点、なければ健康保険証・医療受給証・児童扶養手当証、預金通帳などの内2点が必要です。
運転免許証、旅券、マイナンバーカードがあれば1点、なければ健康保険証、年金手帳、社員証、預金通帳などが2点必要になります。
Kiki’の場合・・・
子どもの本人確認書類は、健康保険証と医療証の2点、法定代理人の本人確認書類は運転免許証の1点を使用しました。
Kiki’は本籍と住んでいる地域が同じ市区町村なので戸籍謄本などは必要ありませんでした。
子どものマイナポイントの申し込み
子どものマイナポイントは親の決済方法と紐付けします。
パパ→Paypayで申し込み済み
子ども→パパのPaypayで申し込み→NGになります
子どもの決済方法をパパの決済方法で紐付けする場合は、同じPaypayでは登録できないのでPaypay以外の決済方法を選びます。
パパ→Paypayで申し込み済み
ママ→楽天Payで申し込み済み
子ども→パパの楽天Payで申し込み→OK
パパはPaypayで申し込み済みなので、パパの決済方法を別の楽天Payで申し込むのはOKです。
Kiki’の場合・・・
Kiki’は家族全員マイナポイントを申し込みました。
子どもたちのマイナポイントは、電子決済をよく利用するKiki’が紐づけしました。
決算方法はよく使うものでないとポイントが付与されても消化できない可能性があるので、普段利用している決済方法を選びました。
子どものマイナポイントを申し込むメリット
一人最大25%(最大5,000円分)のポイントが受け取れるので、4人家族の場合は合計最大20,000円分のマイナポイントが受け取れます。
マイナポイントの多くは決済方法のポイントで付与されるので、よく利用する決済方法で申し込めば合計最大20,000円分のマイナポイントがもらえるのはメリットだと思います。
子どものマイナポイントを申し込むデメリット
特にデメリットは感じませんが、ポイント欲しさにあまり利用しない決済方法を選んでしまうと、ポイントが使いきれなかったり、たいして必要ではないものをポイントがあるからと購入してしまうことがあることがデメリットとして挙げられるかもしれません。
また、大人のマイナンバーカードと違い、子どものマイナンバーカードは5年に1度の更新が必要になるので、大人より更新の手間が増えるということがあります。
マイナポイントは2021年3月31日までの期間のお買い物が対象になります。
政府はマイナポイントの予算を4000万人分確保しているそうですが、マイナポイントを申し込みしている人はまだ10%程度と言われています。(2020年10月現在)
マイナンバーカードの申請には約1か月かかりますが、まだマイナポイントの申し込みには間に合うので、キャッシュレス決済を利用している方は検討してみるといいかもしれないですね。
マイナポイントの申請ってどうやるの?(現在制作中)