幼稚園のプレスクールは通わせる必要はあるのか?どんなことをするのか?などなど、分からないことが多いと思います。
ここでは幼稚園のプレスクールについてご紹介していきます。
プレスクール
プレスクールとは、幼稚園に通う前の準備段階として親子で幼稚園の様子を知り、子どもが幼稚園に慣れ、スムーズな母子分離ができるようにするスクールです。
簡単に言うと入園前に幼稚園の体験ができるお試し幼稚園です。
Kiki’の場合・・・
子どもが2歳になった頃から少しずつ幼稚園の情報収集を始め、3歳の頃に2つの幼稚園に絞って検討しました。
検討した2つの幼稚園にはプレスクールがあり、通わせるかどうかとても悩みましたが、双子なので別々の幼稚園を気に入ってしまった場合、どちらかを選ぶのは難しいので、親自身が子どもに合いそうな幼稚園を検討し、どの幼稚園に通わせるか決めることにしました。
プレスクールの募集と受付
幼稚園入園の約1年前(3,4月頃)から募集と受付が始まります。
プレスクールがスタートするのは4月頃が多いそうですが、中には秋からスタートする幼稚園もあります。
人気の幼稚園はすぐに定員がいっぱいになり、キャンセル待ちになることもあります。
希望する幼稚園が決まっている方は、早めに幼稚園のホームページなどで情報収集し、こまめにチェックされると良いと思います。
Kiki’の場合・・・
Kiki’の子どもの幼稚園では受付が4月から始まりスタートは9月からでした。
プレスクールに通わせる予定ではなかったのですが、願書を提出したと同時に通うことになりました。
プレスクールの定員に空きがない場合は通う必要はなかったのですが、空きがある場合はプレに通うのが必須となっていました。
プレスクールの回数と期間
月数回から週1,2回程度の園が多く、期間としては春から秋頃までの約半年間か秋から入園前までの半年間、また一年を通して実施している園もあり様々です。
Kiki’の場合・・・
月3回決まった曜日と時間に通っていました。
プレスクールは9月からスタートしていましたが、Kiki’の子どもたちは願書提出後11月から3月まで通っていました。
プレスクールの料金
入会金と月謝があります。
園によってはその他費用が掛かる場合があります。
入会金
無料~30,000円程度
基本的に入会金は無料のところが多いようです。
月謝
無料~5,000円程度
月謝には施設使用料、教材費、おやつ代などが含まれます。
その他費用
ほどんどの園では月謝以外に掛かる費用はありませんが、園によってはバス代や給食費、園服代が掛かる場合があります。
Kiki’の場合・・・
春に受付し9月からプレ幼稚園に通う場合は入会金5,400円と月謝3,300円が必要でしたが、Kiki’の場合願書を提出し入園料などと一緒に入会金5,400と初月月謝3,300円を振り込みました。
プレスクールの通園
プレスクールでは親子通園が多いです。
幼稚園によってはプレスクールでもバス通園可能な園もあるので、幼稚園までご確認ください。
Kiki’の場合・・・
在園児はバス通園可能ですが、プレスクールは親子通園でした。
ほとんどの方が自転車通園でしたが、バスや車・タクシーなどを利用している方もいました。幼稚園に駐車場はないので、車の方は幼稚園周辺のコインパーキングに停めていました。
プレスクールの服装
私服が多いいですが、中にはスモッグや園服が必要な幼稚園もあります。
Kiki’の場合・・・
私服でした。プレスクールの内容は園によって違いますが、汚れても良い動きやすい服装がいいと思います。
その他の持ち物として、水筒とハンドタオルと室内履きが必要でした。
プレスクールの時間
1時間程度から4,5時間と園によって様々です。
幼稚園によってはお昼を挟んで給食やお弁当を食べるところもあります。
Kiki’の場合・・・
プレスクール時間は50分でした。
親子参加の時はいいのですが、子どものみになったときに50分という時間は微妙な時間で、近隣の方は一度家に帰ってまたお迎えに行くという方が多かったです。
Kiki’は自転車で10分程度だったので、一度家に帰ったり買い物したりして時間を潰していましたが、その他の方は歩いて5~10分程度のところにあるコンビニやスーパー、ファストフードなどで買い物をしたりお茶をしたりして時間を潰されていました。
プレスクールの内容
幼稚園で過ごす内容を短時間で体験します。
あいさつや先生のお話・工作・歌・読み聞かせ・ダンスなどのみんなで一緒に行う集団活動と個々におもちゃなどで自由に遊ぶ自由活動を体験します。
Kiki’の場合・・・
前半は親子で参加し、中盤は子どもメインで親は周りで見守り、後半は子どものみ参加という形でした。
1クラス12人で、前半は先生が二人いましたが、中盤位から一人になっていました。
子どもたちと親を少しずつ離し、親がいない状況に慣れることが母子分離をスムーズに行うために大切とのことでした。かといって強制的に親子を離すのではなく、子どものタイミングを重視していたので、親と離れられない子は最後まで親が付き添うことが可能で、数人は最後まで親子で参加していました。
内容は朝のあいさつから始まり、工作→おやつ→遊び→読み聞かせ→ダンス→終わりのあいさつという内容でした。
プレスクールのメリット
プレスクールは事前に幼稚園の様子を知ることができるのが最大のメリットだと思います。
実際通ってみないと分からないことも多々ありますが、子どもが幼稚園に馴染んでいけるかどうか、楽しい幼稚園生活が送れるかどうか、在園児たちが楽しそうに幼稚園生活を送っているか、幼稚園の雰囲気や先生方の子どもとの接し方などが確認できます。
その他のメリットとしては、プレスクールに参加すると優先的に入園できることがあるので、希望の幼稚園がある方はプレスクールに通わせるのも一つの手だと思います。
Kiki‘の場合・・・
プレスクールに通ってみて良かったと思うことは、雰囲気が少し掴めたのと、先生方の子どもたちへの接し方や在園児たちの様子を見れたことです。
子どもたちが幼稚園の環境にに少しでも慣れる様にとか、母子分離をスムーズにするためにということに関しては、Kiki’の子どもたちには意味がなかったですが、先生方に子どもの特性や特徴を事前に知ってもらえるのは良かったなと思いました。