いつも飲みたい物を飲みたいだけ飲んで過ごしていますが、妊娠中は気を付けなければいけない飲み物があるって知っていますか?
ここでは妊娠中に気を付けた方がいい飲み物についてご紹介していきます。
妊娠中に気を付けた方が良い飲み物って?
アルコール飲料
カフェイン飲料
ハーブティー
果汁飲料
炭酸飲料
などがあります。
アルコール
妊婦がアルコールを摂取すると胎盤を通して胎児にアルコールが運ばれます。
胎児までアルコールが運ばれると、胎児性アルコール症候群(胎児性アルコール・スペクトラム障害ともいいます)を起こす可能性があります。
胎児性アルコール症候群(胎児性アルコール・スペクトラム障害)とは
妊娠中の飲酒により、胎児の低体重や形態異常(特異顔貌・小頭症・心奇形など)、脳萎縮、胎児発育不全などが起こることを言います。
また、現在では発達障害(ADHD)や成人後の依存症リスクなどの影響もみられることが分かっています。
胎児への影響だけではなく、妊娠中の飲酒は妊婦のうつ症状の悪化にもつながります。
胎児性アルコール症候群は飲酒量に比例してリスクが増えます。
ある調査では大量飲酒者(アルコール依存症の人)が妊娠中に飲酒した場合、30%に胎児性アルコール症候群がみられたそうです。

Kikiは毎夜お酒を嗜む生活をしていたので、妊娠が分かってから禁酒生活になりました。悪阻という悪阻がなかったので、飲みたいなと思うことがあり、どうしても飲みたいときはノンアルコールビールを飲んで過ごしていました。
Kikiの頃はまだノンアルコールビールの種類が少なく、味もトマトの様な後味と酸味が強いものばかりでした。なので、美味しく頂くというより、気分を味わえるという感じで楽しんでいました。
今はノンアルコールビールの種類も豊富ですし、味もどんどん改良されて美味しくなっています。ビール以外にもカクテルや酎ハイもあるので、妊娠中お酒が飲めない状況でも楽しく過ごせるようになりました。お腹の赤ちゃんの為に、アルコールは控えて妊娠ライフを楽しんでくださいね。
カフェイン
妊娠中コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインを摂取すると、カフェインの分解・排泄に時間がかかり、胎盤を流れる血液の量を減少させるため、カフェインを過剰摂取すると、流産や死産のリスクが高まります。
摂取したカフェインは、胎盤を通して胎児へも運ばれます。
胎児は肝臓機能が未熟なためカフェインの分解・排泄ができません。その為高濃度のカフェインが胎児の体内に残ることになり、胎児の成長に影響が出る可能性があるので、妊娠中のカフェイン摂取には注意が必要です。
1日の摂取量(カフェイン200mg) | コップ1杯150ml |
ドリップコーヒー | 約2杯 |
インスタントコーヒー | 約3杯 |
紅茶 | 約3杯 |
ココア | 約10杯 |
ウーロン茶 | 約4杯 |
緑茶(玉露以外) | 約5杯 |
コーラ | 約1.5リットル |
カフェインの影響は個人差があるのでなるべく控えた方が安心だとは思いますが、我慢することでストレスを溜めることは母体にも胎児にも良くありません。
1日の摂取量を超えないように気を付けて、リラックスタイムを楽しむことの方が大切だと思います。
どうしてもコーヒーや緑茶が飲みたい・・・という方は↓↓↓
カフェインレス飲料
今は手軽にカフェインレス飲料が手に入るので、上手く活用しながらティータイムを楽しむことができます。
ネスカフェゴールドブレンド深めボトル 無糖900ml
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレススティックコーヒー カフェラテ7P×6箱
ブレンディ ドリップパック やすらぎのカフェインレス(8袋入)
ティーブティック やさしいデカフェ紅茶 (1.2g×10ティーバッグ)
カフェインレス 紅茶 リプトン 公式 無糖 カフェインレスティー 2.0g×20袋
デカフェ 紅茶 ティーバッグ アーマッドティー 30包
おいしいカフェインレス深蒸し茶 40g
三井銘茶 カフェインレス緑茶 煎茶 40g

Kikiは妊娠前まで毎日コーヒーをたくさん飲んでいました。以前からカフェインが妊婦に良くないと聞いたことがあったので、妊娠が分かってからコーヒーを飲むのをやめていました。でもやっぱりコーヒーが飲みたい!!と思い妊娠中でも飲めるコーヒーを探し始めました。今ではスーパーやコンビニなどでもカフェインレスコーヒーなどが手軽に手に入りますが、Kikiの頃は限られたお店にしか置いていなく種類もすくなかったです。なのでブラックコーヒーが好きなKikiにはどうしても味が・・・それでもコーヒーが飲めるということで楽しくティータイムを過ごすことができました。
今はカフェインレス飲料の種類が豊富なので、自分に合った味を選んで楽しくティータイムを過ごしてくださいね。
ハーブティー
ハーブティーは、種類も豊富で香りも良くリラック効果もあるので好んで飲んでいる方も多いと思います。
ノンカフェインなので、妊婦に安全という認識がある方も多いと思いますが、中には一部子宮収縮作用がある種類があるので注意が必要です。
子宮収縮作用があるとされるハーブティーはレモングラスやローズマリー、シナモン、リコリス、マテ、ジャスミン、ハトムギなどです。
果汁飲料
果物には果糖といわれる糖分が多く含まれています。大量に飲みすぎなければ気にすることはありませんが、糖分の摂りすぎは妊娠糖尿病のリスクを高めるため注意が必要です。
炭酸飲料
カロリーゼロやカロリーオフの炭酸飲料には注意が必要です。
甘味料であるアスパルテームという食品添加物は、過剰摂取すると胎児に影響を及ぼす可能性があります。
炭酸飲料には糖分も多く含まれカロリーも高いので、過剰摂取すると体重の増加や妊娠糖尿病のリスクを高めます。
Kiki’のおススメ飲料
ルイボスティー
ルイボスティーには妊娠中に不足しがちな鉄分が含まれ、血液をサラサラにするポリフェノールも含まれているので妊娠中の飲み物に最適です。

妊娠前からルイボスティーは健康のためによく飲んでいました。特に夏の水分補給にルイボスティーが良いと耳にしていたので、夏になるとルイボスティーを飲んでいました。
妊娠が分かってからは季節関係なく積極的に飲んでいました。
ルイボスティーは鉄分が不足する妊娠中には最適な飲み物だと思います。
味はちょっと癖がありますが、飲みやすくて美味しいと思います。
Kikiはオーガニックタイプのルイボスティーを煮だして飲んでいました。
妊娠中はリラックスすることがとても大切なので、適量を楽しみながらマタニティーライフを過ごしてくださいね。