リコーダーは小学3年生から音楽の授業で使います。
リコーダーには種類がいろいろあって、どれを選んだらいいのか迷いますよね。
ここではリコーダーの種類と価格、選び方についてご紹介していきます。
リコーダーの主なメーカー
ヤマハ
トヤマ楽器(アウロス)
ゼンオン
スズキ
などがあります。
ヤマハ
様々な楽器を製造販売している楽器メーカーです。
ヤマハのリコーダーは、学校で多く使われることを前提に、扱いやすさと木製リコーダーにも匹敵する高い音楽表現力を併せ持ったABS樹脂製リコーダーを開発し、永年にわたる楽器作りで培ってきたノウハウを活かし、まろやかで張りのある美しい音色が特徴で、演奏のしやすさも考慮し作られています。
アンサンブル演奏の際にも音がきれいに融合し、澄んだ響きが得られます。
ヤマハ公式URL https://jp.yamaha.com/products/
ヤマハおすすめリコーダー
トヤマ楽器(アウロス)
1955年に樹脂製のリコーダーを販売し、数々の独自技術を開発すると共に品質向上に努め、日本国内にとどまらず、世界50ヵ国以上の教育現場で採用されている、リコーダー専門メーカーです。
トヤマ楽器公式URL https://www.aulos.jp/index.html
アウロスおすすめリコーダー
ゼンオン
1960年代後半にリコーダー事業を始め、1970年代に本格的なプラスチックリコーダーの開発を進め、伝統的な工芸技術による美しい意匠と、現代のニーズに合う楽器設計とを融合させ、「バロック様式のデザイン」「息のコントロールのしやすさ」「倍音の多い変化に富んだ音色」を特徴とする全音リコーダーが誕生しました。
リコーダー本体は全て国内製造で、高品質で高水準を重視しています。
ゼンオン公式URL https://www.zen-on.co.jp/music/recorder_top/
ゼンオンおすすめリコーダー
スズキ
1954年創業、様々な楽器の製造と販売をしているメーカーになります。
スズキ樹脂製リコーダーはバロック時代を代表するリコーダー製作家のモデルを基本に設計した本格派。演奏性の良さと音色の美しさを両立しています。
PLUMAシリーズは、楽器にとって大切な音色・吹奏感と同時に運指のしやすさも重視し、児童の小さな手にもフィットするように指孔間隔を少し狭めています。
鈴木楽器製作所公式URL https://www.suzuki-music.co.jp/
スズキおすすめリコーダー
Kiki’の子どもの学販はスズキのリコーダーでした。型番SRG-60Iの白いリコーダーですが、メーカーホームページを確認しても記載がない商品なので、教材用の型番かもしれません。
Kiki’の子どもの頃はヤマハで茶色いリコーダーでした。学校によって取り扱っているメーカーが決っているので、合奏したときのことを考えると同じメーカーにした方がきれいに聞こえます。
リコーダーの種類
ソプラノ系(ソプラノ、テナー、グレート、サブコントラなど)
アルト系(ソプラニーノ、アルト、バス、コントラバスなど)
があります。
リコーダーの大きさによって音域が変わり、音域が下がるにつれてリコーダーがおおきくなります。
リコーダーの素材
木製
樹脂製
プラスチック製
があります。
プラスチック製
おもちゃとして売られている100均のリコーダーがプラスチック製です。
音質は良くなく音も安定していないので、音楽の授業で使用するのには向かないので、あくまでもおもちゃとしての利用になります。
樹脂製
手ごろな価格で壊れにくく、音や吹き心地が安定していいます。お手入れも簡単なので小学生でも簡単に扱うことが出来ます。
樹脂製はお手入れが簡単なので、小学校で使うのにおすすめです。
木製
本来リコーダーは木製の楽器になります。
木の種類によって音色が変わり、ローズウッドやエボニー、キングウッド、カステロウッド、メイプルなどがあり、柔らかい木は柔らかい音、堅い木は堅い音がし、それぞれの音色を楽しむことが出来ます。
樹脂製に比べ高価で、細やかなお手入れが必要になるので、小学生には取り扱いが難しいと思います。本格的に演奏でリコーダーを使用する人向きになります。
リコーダーの形式
バロック式(イギリス式)
ジャーマン式(ドイツ式)
があります。
バロック式とジャーマン式の違い
音を出す時の指運びに違いがあります。
ジャーマン式は、音階順に指を運んで音を出しますが、バロック式はファの音が音階順とは異なる指運びで音を出します。
リコーダーの吹き込み口の形
ストレート型
アーチ型
があります。
ストレート型 吹きやすく柔らかい音色で初心者におすすめです。
アーチ型 息のコントロール(強弱)がしやすい構造になっていて、豊かな表現力と深い音色を出すことが出来ます。
リコーダーの価格
約300~4,000円
リコーダーの価格はピンキリで、木製のリコーダーになると約25万円するものまでありますが、樹脂製のリコーダーであれば高くても4,000円位になります。
小学校の授業で使うリコーダーであれば、1,000円台のリコーダーで十分だと思います。
Kiki’の子どもたちの学販価格は、1,820円(税込)でした。
名入れとストラップが付いているので、リコーダー単体であれば1,300円位のリコーダーかなと思います。
リコーダーの選び方まとめ
小学校で使用するリコーダーを選ぶときは、種類、素材、形式、吹き込み口の形などで選んでいきます。
ソプラノリコーダー
樹脂製
ジャーマン式
ストレート型の吹き込み口
習い事や趣味でリコーダーを使うのであれば、バロック式でアーチ型の吹き込み口がおすすめですが、小学生が初めて使うリコーダーは指運びが簡単なジャーマン式・吹きやすいストレート型の吹き込み口がおすすめです。