インフルエンザの予防接種って受けたほうがいい?ワクチンの効果と接種するタイミング

予防

秋から冬にかけて流行するインフルエンザ。
インフルエンザには予防するワクチンがありますが、予防接種を毎年必ず受ける方もいれば、今まで受けたことがないという方もいます。
ここではインフルエンザの予防接種についてご紹介していきます。

インフルエンザワクチン

インフルエンザのワクチンは不活化ワクチン

不活化ワクチンとは、ウイルスの活性を失わせて、免疫をつくるのに必要な成分を取り出したものになります。現行ワクチンの安全性はきわめて高いと評価されています。

例年流行するであろうウイルスの株を選定してワクチンを製造しています。

ワクチンの効果

重症化を防ぐ、症状が軽くなる

インフルエンザの予防接種を受けたからといって、インフルエンザに感染しないわけではありませんが、ワクチンの有効率は60%と言われています。
ワクチンを接種しないで発病した人の内60%の人は、ワクチンを接種していれば発病を防げたということになるそうです。特にウイルス変異しにくいB型に有効です。

Kiki'
Kiki’

Kiki’の家族内で、インフルエンザを打った人と打たなかった人での違いがありました。
A型に対しては打っても打たなくても症状が変わらないのに対し、B型は打った人は無症状か軽い風邪症状だったのでワクチンの効果を感じました。

接種できる年齢

生後6か月から

生後6か月から接種可能ですが、病院によって対象接種年齢が異なります。

Kiki'
Kiki’

Kiki’の子どもたちは生後6か月から接種しています。

接種回数

生後6か月~12歳まで2回、13歳以上1回

13歳未満は1度の接種では抗体がつきにくいので、2回接種が推奨されています。
1回接種後2~4週間あけて2回目を接種します。

2回接種の場合、2回目の接種は1回目から4週間程度あけた方がより高い免疫の獲得が期待できるそうです。

 

Kiki'
Kiki’

Kiki‘の子どもたちは生後6か月から毎年接種しています。

最初の頃は2回接種していたのですが、2回目打つ頃に体調崩したりとタイミングが合わないこともあり、1回接種で終わることも多いです。

子どもは免疫が付きにくいので2回接種となっていますが、大人以上にウイルスを体内に入れるのにちょっと抵抗があるので、子どもも大人と同じ接種量になってからは、毎年1回接種にしています。

ちなみに、日本では13歳以上から1回接種となりますが、米国では9歳以上から1回接種になるそうです。

 

接種するタイミング(時期)

11月頃

インフルエンザは例年12月~4月頃流行し、流行のピークは1月末~3月上旬になります。
ワクチンを打ってから抗体ができ始めるまでに2週間、1か月前後にピークに達し、5か月程度効果が持続するといわれています。
流行り始める12月に抗体がピークに来るように接種するのがワクチン接種するベストなタイミングとなります。

Kiki'
Kiki’

Kiki‘は毎年11月上旬に予防接種を受けています。そうすると12月上旬が抗体のピークになり、その後効果が3月いっぱいまで続くからです。

 

有効期間

5か月程度

ワクチンの有効期間は3~6か月ほどと言われています。人によって有効期間は異なりますが、平均すると5か月程度となります。

費用

1回2,000~5,000円程度

公費対象の65歳以上の方は、1回2,500円になります。
13歳未満は2回接種なので、1回の価格が大人に比べて低く設定されている病院も多いです。
平均価格としては3,500円程度になります。

Kiki'
Kiki’

Kiki‘がいつも接種している病院は、15歳以下1回2,500円・16歳以上1回3,700円です。
もっと安い病院もあって、そこは大人も子どもも1回2,000円で受けれたのですが、予約が取りにくいのでタイミングが合わず、タイミングが合わせやすい病院で接種しています。

インフルエンザワクチンは病院で価格設定しているので、いろいろ調べてみるといいと思います。
今加入している健康保険にはないのですが、以前加入していた健康保険ではインフルエンザの助成があり、1回700円程度で接種できたことがあります。

お得に予防接種できるかもしれないので、一度ご加入の健康保険にインフルエンザの助成があるかどうか確認してみてください。

妊娠中は接種できる?

接種可能

インフルエンザワクチンは、妊婦でもワクチン接種可能です。病院によって対応が異なりますので、事前に病院へご確認ください。

Kiki'
Kiki’

Kiki’は妊娠3か月ごろに接種しましたが、そこの病院では妊婦さんは防腐剤が含まれていないタイプを接種しているとのことで、防腐剤なしのワクチンでした。

調べてみたところ、防腐剤が含まれているワクチンでも皮下注射のため胎児に影響はないそうです。

卵アレルギーがあるけど接種できる?

接種可能

ワクチンを作る過程で卵を使っているため、ワクチンには卵の成分が微量に含まれていますが、卵アレルギーの方でも問題なく接種できます。

過去にアナフィラキシーなどの重いアレルギー反応を起こしたことがある方は、必ず接種前にその旨医師に伝え、何かあったらすぐ対応できるように院内で30分以上待機する必要があります。
念のため病院へお問い合わせください。

まとめ

インフルエンザの予防接種はB型に関して有効

ウイルスが変異しやすいA型に対しては型がはまれば有効だが、変異しにくいB型に対しては有効。B型の場合予防接種していれば、感染したとしても無症状または軽い風邪症状で済む。

 

Kiki'
Kiki’

今まで予防接種をしても感染して高熱が出たことがあったので、打つメリットってあるのかな?と思うこともありましたが、今回の接種した人としていない人の違いを目の当たりにして、ワクチンを打つメリットを感じました。

A型にはあまり効果がなくても、B型だけでも効果があるのは十分打つメリットになると思います。

インフルエンザについてはこちら↓↓↓
インフルエンザはただの風邪?症状と予防、回復期間、出席停止期間などについて