マイナ保険証にしてみたものの、持ち歩くのは不安になりますよね。
ここではマイナ保険証の登録解除と資格確認書の申請についてご紹介していきます。
マイナ保険証
マイナンバーカードが健康保険証として利用できる
マイナンバーカードと健康保険証を紐づけすると、マイナンバーカードが保険証として利用することができます。
マイナ保険証のメリットとデメリット
メリット
①マイナポータルで医療費通知情報を入手できるため、確定申告の医療費控除の手続きが簡単になる。
②高額医療費の申請で必要になる限度額適用認定書の提出を省略できる
※オンライン資格確認を導入している医療機関に限る
③医療機関で情報共有ができるため、重複検査のリスクや重複投薬などのリスクが少なくなる
④災害時に既往歴や持病、薬の情報などが連携される
⑤高齢受給者証の持参の必要がない
デメリット
①持ち歩くことで紛失する恐れがある
②紛失した場合、マイナンバーカードの利用停止手続きと再発行手続きをしなければなかない
③高齢者施設によってはマイナ保険証ではなく、資格確認書が必要になる
マイナ保険証の利用登録解除方法
国民健康保険の方
自治体の窓口で申請・オンラインで申請・郵送で申請
自治体の窓口で申請 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)が必要
オンラインで申請 暗証番号(4桁)、署名用電子証明書暗証番号(6~16桁)が必要
郵送で申請 申請書と本人確認書類の写し(マイナンバーカード、運転免許証など)
健康保険組合の方
解除申請書を事業所または健康保険組合へ提出
申請書はご加入の健康保険組合ホームページまたは電話で入手可能
※解除申請後に資格確認書の申請が必要な場合がありますので、ご加入の健康保険組合へご確認ください。
マイナ保険証の利用登録解除と資格確認書の申請をしてみた!!
①まずは、加入している健康保険組合のホームページから解除申請書をダウンロード

Kiki’が加入している健康保険組合は協会けんぽで、協会けんぽでは「マイナンバーカードの健康保険証利用登録の解除申請書兼資格確認書交付申請」の提出が必要でした。
申請書URLhttps://www.kyoukaikenpo.or.jp/riyoukaijyotouroku_2.pdf
②解除対象者のところに、健康保険証を見ながら必要事項を記入

解除理由は、「紛失する不安があり持ち歩きたくない為」と記入しました。
この他、情報漏洩が心配なため、システム障害への懸念、老人ホームで資格確認書が必要な為などが多いそうです。
③申請書を担当支部宛てに郵送
担当支部の住所(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/about/sb7130/sbb7131/1762-620/)
全国健康保険協会〇〇支部御中
左下に赤枠赤字で「申請書在中」
と記入し、裏側に住所と氏名を記入しました。

郵便切手は値上がりして110円なのでお間違いなく。また一部地域では郵便局の行政処分の影響で遅延が発生しているそうです。
ご加入の健康保険組合によって異なりますが、協会けんぽではマイナ保険証の利用登録解除申請から利用登録解除までは2か月以上かかるそうなので、マイナ保険証の利用登録解除を希望されている方は早めがおすすめです。
今持っている健康保険証は使用期限または令和7年12月1日まで利用できます。
まとめ
今回マイナ保険証の登録解除と資格確認書の申請についてご紹介しました。
・マイナ保健証の利用登録解除には申請または申請書の提出が必要
・マイナ保険証の利用登録解除までは1~2か月以上かかる
マイナ保険証の登録にはマイナポータルアプリで簡単に登録できるのに、解除には申請書の提出が必要という、少し面倒にしているのは解除させにくくしているのかな?と個人的に思ってしまいました。
マイナ保険証の利用登録を解除しても、いつでも再登録が可能なので、持ち歩いたり情報漏洩が心配だなという方は、一度解除してみるのもいいかもしれませんね。
マイナ保険証の再登録は、登録時と同様マイナポータル、医療機関・薬局の顔認証付きカードリーダー、セブン銀行ATMなど簡単にでできます。