不妊治療はいつから始めたらいいのか?
不妊治療を始める年齢は何歳からなのか?
妊活を進めるタイミングって難しいですよね。
一概にこの年齢から始めた方が良いという決まりはありませんが、なるべく早い方がいいです。
Kiki’の頃は高齢出産といわれる35歳以上でないと、不妊外来を受け付けてくれない病院がありました。
今は年齢関係なく、受け入れてくれる病院が多いと思います。
現在は妊活が周知され、不妊治療に力を入れている病院もかなり増えました。
30代前半から不妊治療に踏み切る方も多くいます。
そこで、Kiki’おすすめする年齢は30歳!!です。
結婚が晩婚化している今、30歳以上で結婚される方は増えています。
その場合、すぐに夫婦で検査だけでも一通り受けておいた方がいいと思います。
万が一異常がみつかったとしても、早く対処することができるかもしれないからです。
妊活は長期化することがありますので、少しでも早く対処することが妊娠への近道になると思います。
Kiki’の場合・・・
33歳で結婚し、総合病院の不妊外来に行ったのが34歳、その後卵巣嚢腫が見つかり経過観察となり、後に卵巣嚢腫の治療のため名医のいる病院へ転院。入院・手術し、その後不妊治療専門病院に転院したのが36歳でした。
不妊治療専門病院では36歳という年齢はまだ若いから大丈夫と言われました。
Kiki’の頃は先生曰く、30代後半から40歳前半から不妊治療を始める方が多かった様です。
なので、36歳という年齢はまだ若い部類に入るそうです。
今は時代が違うので、30歳過ぎたら治療へと踏み切っていいと思います。
若ければ若いほど妊娠率が上がるからです。
勇気がいることですが、出産を望んでいるのであれば、早め早めの行動をおすすめします。
妊活(不妊治療)の病院の選び方
病院には相性がありますので、病院選びはとても大切だと思います。
病院にはそれぞれ特色があり、治療方針や進め方が異なります。
治療方針や進め方が自分の思いと一致しているのか?
先生は自分の不安を取り除いてくれるのか?
安心感を抱けるか?
この先生に任せようと思えるか?…などなど
自分の気持ちと合わせて病院を選ばれるといいと思います。
先にも述べましたが、妊活は長期化する場合もあるので、合わないと感じたら転院する気持ちで、病院選びをされてもいいと思います。
患者には病院を選ぶ権利があるので・・・。
妊活の病院には不妊外来を受け付けている総合病院と不妊治療を専門にしている不妊治療専門病院があります。
まずは、どちらに通院するかを検討しましょう。
病院によって違いますが、月に数回は通院することになるので、病院の立地や通院のしやすさも考慮して検討するといいと思います。
東京で不妊外来のある総合病院
以前に比べ不妊治療を取り入れている病院は多くなりました。
実績のいい病院を選ぶことも、病院選びの一つの方法だと思います。
不妊外来・不妊相談がある総合病院の中でも実績の高い病院を紹介します。
山王病院(東京都港区)
年に2回不妊セミナーを開催しています。
参加費は無料で、見学会・相談会を実施されています。
2019年1月26日(土)14:00~15:30 次回開催予定は2019年7月予定(2018年現在)
詳しくは病院へお問い合わせください。
診察内容
女性 不妊相談・検査・治療(タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精など)
男性 不妊相談・検査・治療
その他、習慣性流産、不育症検査と治療、婦人科内分泌疾患(月経異常、排卵障害など)の検査と治療、婦人科良性疾患の内視鏡手術(腹腔鏡・子宮鏡)をご希望の方
診療科によっては事前予約が必要です。
予約受付先 予約センター03-3402-3151
予約受付時間 8:30~17:30(日・祝日除く)
※当日の予約、一部診療科では予約を扱ってない場合があります。
リプロダクション・婦人科内視鏡治療センターへの予約・お問い合わせは日曜日を除く14~17時までです。
変更がある場合がありますので、詳しくはホームページでご確認をお願いします。
公式URLhttp://www.sannoclc.or.jp/hospital/
慶応義塾大学病院(東京新宿区)
毎月1回不妊検査と体外受精の説明会を開催しています。
診察内容 検査・治療(タイミング法、人工授精、体外受精・胚移植、顕微授精)
基本検査 基礎体温測定、精液検査、フーナー検査(性交渉後検査)、超音波検査、子宮卵管造影、子宮頸部細胞診、クラミジア抗体検査、ホルモン検査
基本検査で異常が認められた場合、子宮鏡検査・MRI検査・腹腔鏡検査・抗精子抗体検査を行います。
初診には医療機関の紹介状が必要になります。
事前予約が必要です
来院する場合、まずは産婦人科を受診し、症状や病状に応じた適切な外来にて診察となります。
初診受付 予約センター03-3353-1257
初診受付時間 8:40~11:00
変更がある場合がありますので、詳しくはホームページでご確認をお願いします。
公式URLhttp://www.hosp.keio.ac.jp/
浜田病院(東京都千代田区)
不妊科があります。
診察内容 一般不妊治療、人工授精、体外受精・胚移植、顕微授精
女性不妊検査 基礎体温、血液検査(クラミジア抗体・ホルモン測定)、子宮卵管造影検査、ヒューナーテスト(性交渉後試験)
不妊検査で異常があった場合、腹腔鏡検査を行います
男性不妊検査 精液検査 精液量、精子濃度、運動率、運動性、奇形率を調べます。
不妊科へ初めて受診される方は、不妊外来受付終了30分前までに2階受付へ。
予約は不要です。
初診受付時間
月・水 午後13:00~17:00
火・木 午前9:00~11:30 午後13:00~16:30
金 午後13:00~16:30
土 午前8:30~10:00
問い合わせ先 03-5280-1166 平日14:00~18:00
変更がある場合がありますので、詳しくはホームページでご確認をお願いします。
昭和大学病院(東京都品川区)
高度医療設備を導入している病院です。
診察内容 不妊相談、不妊検査、人工授精、体外受精、顕微授精、不育症、胚凍結子宮内視鏡、腹腔鏡、男性不妊治療
初診受付 月~土曜日 8~11時
連絡先 紹介状をお持ちの方の予約03-3784-8419
問い合わせ 03-3784-8000
予約受付時間 平日8:30~17:00 土曜日8:30~13:00
変更がある場合がありますので、詳しくはホームページでご確認をお願いします。
公式URLhttp://www.showa-u.ac.jp/SUH/
東京大学医学部付属病院(東京都文京区)
不妊専門チームがあります。
重要な方針決定の際はチームでミーティングし検討します。
診察内容 不妊外来、不妊検査(クラミジア検査、ホルモン検査、超音波検査、精液検査、甲状腺機能検査、卵巣予備能検査、血糖値測定)場合によって、排卵誘発剤、腹腔鏡手術など
その他専門外来があります。体外受精外来や着床外来など
不妊外来は火曜日午前中10~12時のみ初診受付。
学会などで外来枠を閉じる場合がある様なのでご確認ください。
連絡先 予約センター 03-5800-8630
予約受付時間 10~17時
変更がある場合がありますので、詳しくはホームページでご確認をお願いします。
公式URLhttp://www.h.u-tokyo.ac.jp/
順天堂大学医学部付属順天堂医院(東京都文京区)
診察内容 不妊外来、不妊検査(卵巣機能検査→基礎体温・ホルモン基礎値の測定・黄体ホルモンの測定、子宮・卵巣の検査→子宮卵管造影、感染症検査→クラミジア検査、AMH、甲状腺機能検査、ビダミンD)、精液検査
治療 タイミング法、配偶者間人工授精、体外受精
AMH(抗ミュラー管ホルモン)、感染症、血液凝固機能検査、ビタミンDの検査は保険適用外のため実費となります。約1万2千円かかります。
不妊外来は月~土曜日の午前中。予約可。
予約時間 平日15~17時
連絡先 03-3813-3111 産婦人科外来内線:5460,5461
変更がある場合がありますので、詳しくはホームページでご確認をお願いします。
公式URLhttps://www.juntendo.ac.jp/hospital/
不妊外来がある総合病院のメリットとデメリット
個人的な感想です。参考程度にとどめておいてください。
総合病院(不妊外来)のメリット
・婦人科から不妊外来患者、妊婦全員が同じ産婦人科にて受診するので、自分の外来目的が他人に分かりづらい。
・先生と相談しながら自分のペースで進められる。
・妊活中に婦人科の病気が発覚した際は、同じ病院で対応してもらえる。
病院によっても印象は変わると思いますが、不妊治療にハードルが高いと感じる方にとって総合病院は、気持ち的に楽な状態で診察してもらえるのではないかと思います。
総合病院(不妊外来)のデメリット
・不妊治療専門病院と比べて不妊外来数が少ないので、専門病院と比べて経験値が少ない。
・待合室では妊婦さんも一緒なので、気持ち的に落ち込むことがある。
どの先生も知識は十分あると思いますが、不妊専門病院と比べてしまうとどうしても経験の差がでてしまうのではないかと思います。
他にも不妊外来のある総合病院はたくさんあります。
長い付き合いになる可能性もあるので、通院や診療方針、口コミや雰囲気など
を考慮して自分に合った病院をみつけられるといいですね。
Kiki’の場合・・・
今でこそ妊活という言葉が広まり妊活に対するハードルが下がりましたが、Kiki’の頃はまだ周りにとても言いづらい環境でした。
Kiki’が病院に行くきっかけは、そろそろ子供が欲しいなと思うようになり、ふと自分は妊娠できる体なのかと不安になったからです。
妊娠を希望するなら病院で検査した方がいいのではと思い、病院を探し始めました。
不妊治療を扱っている病院は今より少なく、病院選びに苦労しました。
不妊外来がある総合病院へ行くか、不妊治療専門病院に行くかとても悩みました。
でも不妊治療専門病院に行く勇気がなく、不妊外来がある総合病院に決め通院を始めました。
一通り検査をし、異常が何も見つからず、不妊の原因が分からない状態で通院している間に、この病院に通っていて妊娠にいたるのか?やはり専門病院の方が適切な方法があるのではないか?と思い始めました。
1年程通い、不妊治療専門病院への転院を決めました。
実績のある総合病院でしたら転院する必要はなかったかもしれませんが、Kiki’が通っていた総合病院は不妊外来がありますが、実績は不明でした。
卵巣嚢腫の治療のため一時妊活をお休みしましたが、その後転院して5か月程で妊娠に至りました。
kiki’は総合病院から不妊専門病院に変えてよかったと思っています。
もちろん総合病院でも上記にあげたように実績がある病院は多いです。
病院選びは難しいですし、勇気がいることですが、一歩前に踏み出して早めに妊活をされることをおすすめします。