こどもがインフルエンザに感染したら?症状、対処法、予防について

子育て
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インフルエンザ

冬になると注意しなければいけない病気の一つにインフルエンザがあります。

こどもが苦しんでいる姿はかわいそうなので、できるだけインフルエンザに感染しない環境を作っていきたいですよね。

ここではインフルエンザの症状や対処法、予防などについて実際にインフルエンザになったときの症状などを併せてご紹介していきます。

 

インフルエンザとは

インフルエンザウイルスに感染して起こる感染症のことをインフルエンザといいます。

インフルエンザウイルスには、A型・B型・C型・D型の4種類に分けられ、主に流行する型はA型とB型になります。

A型の特徴

38.0℃以上の高熱になるのが特徴です。

B型の特徴

37.0~38.0℃と比較的熱が低いのが特徴です。

 

インフルエンザの症状

高熱

全身の倦怠感(強いだるさ)

関節痛

筋肉痛

頭痛

くしゃみ・鼻水

咳やのどの痛み

食欲不振

などがあげられます。

普通の風邪と違い、症状が重く辛いのがインフルエンザの症状になりますが、症状には個人差があり、軽症の場合もあります。

インフルエンザの潜伏期間

1~4日程度

1~4日程度とされていますが、感染して2日以内に発症することが多いようです。

感染期間

発症前日から3日間最も感染させやすい期間になります。

解熱と共に体内のウイルスが減少していき、発症から5日後で解熱後2日(幼児3日)経過するまでは感染期間と考えます。

完全に体内からウイルスが消滅するのには、個人差がありますが2~4週間程度とされています。

感染期間を過ぎても咳やくしゃみなどの症状が残っている方は、感染させる可能性がありますので、感染防止のためマスクなどを着用するようにしてください。

インフルエンザの感染経路

飛沫感染接触感染の2種類あります。

飛沫感染

インフルエンザに感染している方のくしゃみや咳などの飛沫を吸い込み感染すること。

接触感染

インフルエンザに感染している方が触れた場所を触り、そのまま目や鼻、口を触ったり、手で食べ物を触り食べたりするなどして感染すること。

 

インフルエンザかなと思ったら

インフルエンザかなと思ったら病院へ受診するようにしてください。

インフルエンザには抗インフルエンザ薬があります。

抗インフルエンザ薬を服用すると1日(24時間)程度回復が早くなります。

ただし、発症から48時間以内に服用しないと効果がありません。

抗インフルエンザ薬の種類

薬名 服用方法 用法と用量 価格 発売日
リレンザ 吸入 1日2回5日間 約3,000円 2000年12月
タミフル 経口 1日2回5日間 約3,000円(後発品あり) 2001年2月
ラビアクタ 点滴 1回 約6,500円 2010年1月
イナビル 吸入 1回 約4,500円 2010年10月
ゾフルーザ 経口 1回 約5,000円 2018年3月

全国、世界で一般的に使用されている薬はタミフルになります。

ラビアクタ(点滴)は抗インフルエンザ薬の服用(経口・吸入)ができない場合に処方されます。

同じ薬でもインフルエンザの型によって効果が違いますので、医師の判断に従ってください。

病院に行くタイミング

発症から12時間以上48時間以内

インフルエンザウイルスが検査できるまで増殖するのに、発症から12時間以上掛かります。

発症してすぐに病院に行ってもウイルスが検出されない可能性がありますので、病院に行く場合は12時間経ってから行くことをおすすめします。

インフルエンザで重症化しやすい方

乳幼児高齢者持病がある方妊婦アスピリンを使用中の方

体力や免疫力が低い乳幼児(5歳以下)や65歳以上の高齢者、持病がある方は特に重症化する恐れがあります。

乳幼児

脳症や脳炎

脳症とは

インフルエンザ感染症により、急激に脳に浮腫(むくみ)が生じ、意識レベルが低下する疾患のことを言います。

ウイルスに対し過剰な免疫反応が全身の血液に炎症を起こすことにより、意識障害、けいれん、嘔吐、呼吸の変化が起こります。

最悪の場合死に至るケースもあります。

脳炎とは

脳内にインフルエンザウイルスが直接侵入し炎症を起こす状態のことを言います。

意識障害、けいれん、異常行動などの症状が起こります。

脳炎は5歳以下、特に1~3歳のこどもに発症しやすく、インフルエンザを発症してから1,2日の間で現れます。

高齢者や持病がある方

肺炎や気管支炎

持病とは

喘息や慢性肺疾患

循環器

血液疾患

肝臓

腎臓

代謝障害

糖尿病

などの病気の方

インフルエンザで注意すること

解熱剤

高熱や頭痛などで解熱剤を服用する場合は服用する解熱剤の成分に注意してください。

インフルエンザの時に服用する解熱剤はアセトアミノフェンです。

市販薬の小児用解熱鎮痛剤はアセトアミノフェンが主流ですが、大人用は様々な成分の解熱鎮痛剤が市販されています。

特に注意が必要な成分がアスピリンです。

脳症の恐れがあるので服用しないようにしてください。

インフルエンザかなと思ったらアセトアミノフェンの市販薬を服用するか、病院で解熱剤を処方してもらってください。

インフルエンザの予防法

予防接種

予防接種したからといってインフルエンザに感染しないということではありませんが、予防接種には重症化を防ぐ効果もあります。

重症化しやすい乳幼児や高齢者、持病をお持ちの方は特に予防接種が推奨されています。

予防接種は、摂取後2週間後から4,5か月間効果があると言われています。

インフルエンザは12月頃から始まり2月頃ピークを迎え徐々に収束していきますので、10月後半から11月中の摂取がおすすめです。

手洗い・うがい

インフルエンザは目や鼻・喉などの粘膜に付着して増殖していきます。

睡眠

寝不足になると抵抗力が下がります。

十分な睡眠と休養が体力の回復につながり、抵抗力にもつながります。

栄養

栄養バランスの取れた食事をとることで免疫力があがります。

腸内菌

腸内菌のバランスを整えると免疫力があがります。

様々な種類のヨーグルを毎日摂取することで、様々な種類の乳酸菌が体内に入り腸内菌を整えてくれます。

マスクとメガネ

飛沫感染にはマスクが有用です。

マスクは完全な予防とはならないという見解もありますが、予防効果がないという訳ではありません。

ウイルスは目の粘膜でも感染するので、マスクと併せてメガネの使用もおすすめです。

除菌・消毒

インフルエンザなどのウイルスはアルコールに弱い為、アルコール除菌や消毒が有効です。

手の消毒以外にも、手で触れることの多いスマートフォンやタブレット、ドアノブ、照明のスイッチなどを毎日消毒するのがおすすめです。

換気

室内にこもったウイルスを放出するためにも換気は重要です。

朝・昼・夜と1日3回10分程度家の窓を開けて換気します。

換気する時はいっきに家の窓を全部開けて換気すると、空気が循環しやすいのでおすすめです。

室温と加湿

20℃以下の室温、低湿度でウイルスが活発になるそうなのです。

その為、室温を20℃以上、湿度を50~60%に保つといいそうです。

完全ではないかもしれませんが、予防策として室温や湿度はある程度の効果はあると思います。

定期的な水分補給

ウイルスは胃に入ると死滅するそうです。

定期的な水分補給で、のどに付着したウイルスを胃に洗い流すことが感染予防となるそうで、15分に一度、1.2口程度の水分補給をするといいそうです。

お風呂

ウイルスは皮膚や髪にも付着しています。

シャワーやお風呂で毎日ウイルスを洗い流すことが感染予防につながります。

洗濯

洋服などにもウイルスは付着します。毎日洗うことで付着したウイルスを洗い流すことが感染予防につながります。

洗濯できない上着などは布用除菌スプレーが有効です。なるべく部屋に持ち込まないように、上着は玄関で除菌がおすすめです。

除菌できない場合は、上着は玄関に置いておくなど部屋に持ち込まない様にするといいそうです。

除菌スプレーは色落ちや変色する場合がありますので、目立たないところで試してからご使用ください

抗ウイルス薬の服用

同居している人がインフルエンザになった場合、65歳以上の方は抗ウイルス薬の処方が可能です。

ただし、保険適用外となるため全額自己負担となります。

抗ウイルス薬は3,000~5,000円程度ですが、処方料などが加算されますので金額は各病院へご確認ください。

 

登園・登校許可証

インフルエンザの場合は登園・登校許可書が必要ないケースがほとんどですが、園や学校によっては必要な場合がありますので、通園・通学している園や学校の指示に従ってください。

登園・登校の目安

インフルエンザが発症した日を0日とし、発症から5日経過し、解熱が3日間連続で経過するまでは登園できません。

小学生以上は解熱が2日連続で経過するまでは登校できません。

登園・登校目安表

期間 0日目 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目

発熱あり(37.5℃以上) 発熱なし(37.5℃未満)

幼児の場合、マークが3日続いた翌日から登園可能です。

小学生以上の場合、マークが2日続いた翌日から登校可能です。

表はあくまでも基準になります。まだ食欲が戻っていなかったり、咳が続いていたり、元気がないようであれば登園・登校は控え様子をみることをおすすめします。

 

実際に感染した時の症状

こども

6歳の年長時に初めてインフルエンザに感染しました。

予防接種は毎年しています。

双子のもう一人は、同じ部屋で寝ていましたが感染しませんでした。

感染させない様に寝る場所を離したのが、予防につながったのかもしれません。

症状

腹痛、頭痛、悪寒(熱性けいれん)、発熱、嘔吐、食欲不振、咳、鼻水

経過記録

月日 時間 症状 体温 処置
2/13 18時頃 腹痛
2/14 0時頃

約10分後発熱

悪寒(熱性けいれん) 40.0℃ 小児用バファリン服用

水分補給(イオン飲料)

  7時頃 頭痛 40.8℃ 水分補給(イオン飲料)
  11時頃 頭痛 41.0℃ 水分補給(イオン飲料)
  12時頃 頭痛 病院へ(インフルエンザA型陽性)

カロナール服用

水分補給(イオン飲料)

  19時頃 頭痛 39.8℃ アイス枕・冷えピタ・脇を冷やす

水分補給(イオン飲料)

2/15 2時頃 頭痛 カロナール服用

水分補給(イオン飲料)

  7時頃 頭痛・嘔吐 36.8℃ 水分補給(イオン飲料)
  12時頃 頭痛・鼻水 36.7℃ 水分補給(イオン飲料)
  19時頃 頭痛・鼻水 36.8℃ 水分補給(イオン飲料)
2/16 7時頃 頭痛・咳 36.8℃ 水分補給(イオン飲料)
  12時頃 頭痛・咳 37.0℃ 水分補給(イオン飲料)
  19時頃 頭痛・咳 38.7℃ 脇を冷やす

水分補給(イオン飲料)

  深夜 背中を冷やす
2/17 7時頃 頭痛・咳 37.5℃ 水分補給(イオン飲料)
  12時頃 頭痛・咳 37.3℃ 水分補給(イオン飲料)
  19時頃 頭痛・咳 37.1℃ 水分補給(イオン飲料)
2/18 7時頃 頭痛・咳 36.3℃ 水分補給(イオン飲料)
  12時頃 頭痛・咳 36.9℃ 水分補給(イオン飲料)
  19時頃 頭痛・咳 36.7℃ 水分補給(イオン飲料)
2/19 7時頃 頭痛・咳 36.2℃ 水分補給(イオン飲料)
  12時頃 頭痛・咳 37.0℃ 水分補給(イオン飲料)
  19時頃 頭痛・咳 36.4℃ 水分補給(イオン飲料)
2/20 7時頃 36.3℃ 水分補給(イオン飲料)
  12時頃 36.5℃ 水分補給(イオン飲料)
  19時頃 36.6℃ 水分補給(イオン飲料)

インフルエンザは幼稚園全体で10/300名程感染している状況でした。

深夜ガタガタ震えはじめ、手足を突っ張り10分程度震え続けました。恐らく熱性けいれんだと思います。声を掛けたら寒いと返答があったので、電気ブランケットなどでとにかく体を温めました。

震えが治まり熱を計ったら40.0℃と高熱だったので、インフルエンザではないかと思い、発熱から12時間経つお昼頃に病院を受診しました。

病院を受診する頃の熱は41℃あり、検査したらすぐに判定がでました。

インフルエンザA型でした。

希望があれば抗インフルエンザ薬を処方するが、1日早く治るというだけで副作用のことを考えると…どうしますか?と医師に言われました。

元々かかりつけ医は、風邪は薬を飲まなくても自然に治るというスタンスで、薬は勧めないが希望があれば処方するという先生です。Kiki’も幼児に抗インフルエンザ薬を飲ませることに抵抗があったので、頭痛薬(市販薬のものでは効かなかった為)のカロナールと症状を緩和する薬を処方してもらいました。

関節痛や筋肉痛などはないようでしたが、とにかく頭痛がつらかった様です。

食欲はほとんどなく、イオン飲料をずっと飲ませていました。

発熱から2日目熱が下がり、少し体が楽になったようで、いちごが食べたいというので食べさせましたが嘔吐してしまいました。

その翌日、夜から再度熱が上がりましたが、その後少しずつ熱は下がりました。

食欲は2回目の発熱後から、おかゆやうどんなどの消化の良いものを食べさせ、少しずつ食べられるようになりました。

食欲が戻ったのは発熱から10日程経ってからです。

Kiki’

昨年は体調不良で予防接種できませんでしたが、基本毎年予防接種しています。

マスクと手洗いで感染には気を付けていましたが、移ってしまいました。

看病でほとんど寝ていなかったので、寝不足が感染原因かなと思っています。

症状

頭痛、悪寒、発熱、倦怠感、関節痛、食欲不振、胃腸の違和感、咳、鼻水、眉間の痛み

経過記録

月日 時間 症状 体温 処置
2/16 朝からずっと 悪寒、発熱 38.5℃
2/17 朝からずっと 発熱 38.5℃
2/18 朝からずっと 解熱 36.7℃
2/19 夜から 発熱、頭痛、関節痛 37.7℃
2/20 朝からずっと 頭痛、関節痛 39.1℃ カロナール服用
2/21 朝から 解熱、頭痛、眉間の痛み 36.8℃
2/22 頭痛、咳、眉間の痛み 36.8℃
2/23 36.7℃

予防接種していたからか、高熱はでませんでした。

とにかく倦怠感が酷く、動くのが辛かったので病院へは行っていません。

頭痛は、常にガンガンするような頭痛ではなく、頭を下げると重くて後頭部が痛いという感じでした。

食欲は全くなく、ほぼ水分補給で、食べられる時におかゆを少し食べていました。

一週間ほぼ水分補給のみだったので、体重が3.5㎏減りました。

食欲が戻ったのは発症から11日目からです。

インフルエンザに感染したのは今回が3回目ですが、後頭部の痛みと眉間の痛みは今回初体験でした。

予防接種していても、気を付けていても感染してしまう時はあるんだなと思いました。

ただ、予防接種していたからこそ解熱が早かったり、高熱にならなかったり、重症化することがなかったのかなと思うので、これからも毎年予防接種は続けていこうと思います。