赤ちゃんの離乳を手助けする目的で市販されている加工食品のことをいいます。
乳児や幼児の栄養を補うと共に、少しずつ一般食に慣れるための食品になります。
ここではベビーフードについてご紹介していきます。
ベビーフードメーカー
ベビーフードはいろいろなメーカーから販売されています。
ここではスーパーやドラッグストアでも取り扱いが多い主なベビーフードメーカーをご紹介いたします。
和光堂
日本で最初に小児科を開設した弘田長博士によって創られた和光堂は、国産初の育児用ミルクやベビーフードを開発し、100年以上と長きにわたり赤ちゃんの健やかな成長のお手伝いをしているメーカーです。
安全安心な商品を提供するため品質にこだわり続けています。
ベビーフード以外に、粉ミルクやスキンケア商品まで赤ちゃんのための商品を幅広く展開しています。

pigion(ピジョン)
1957年哺乳器本舗を設立し、哺乳器販売からスタートしました。
現在ではベビー用品からベビーフードまで赤ちゃんに必要な商品を幅広く取り扱っているメーカーです。

キューピー
キューピーといえばマヨネーズですが、昭和35年からベビーフードの発売を開始し、赤ちゃんには安全、ママには安心をお届けしています。
栄養バランスにもこだわり、国で定められた品質基準に加え、キューピー独自の規格を設け、厳選した原料を使用しています。

雪印ビーンスターク
ビーンスタークでは、原材料を赤ちゃんにとっての意義と安全性が明らかにされているものだけを使用し、定期的に規格の確認と検査を行っています。
栄養バランスを考え、多種多様な食材を使用し、月齢に合わせて食べやすい大きさと固さに加工して作っています。
森永
粉ミルクから離乳食まで取り扱っています。
離乳食の食材は国産品を使用し、食品添加物不使用で塩分控えめな体にやさしく作られています。
森永の離乳食は離乳食後期(9,12カ月)から販売されています。
グリコ
グリコのベビーフードは離乳食ではなく1歳からの幼児食を取り扱っています。
1歳からの成長に合わせ、一度に12種類もの野菜を摂ることができる幼児食です。
着色料・香料・化学調味料・保存食不使用なので毎日の食事として利用できます。

ベビーフードの種類
粉末タイプ
お湯を注ぐだけで簡単に作れます。
出汁や緑黄色野菜などがあり、スープにしたり、メニューの一品としても活用できます。

粉末タイプはほとんど使用したことがありませんが、唯一使用したのが蒸しパンです。レンジでチンするだけという手軽さで、調理もとっても簡単でした。双子のうち一人はあまり食べてくれなかったので、実際作ったのは数回ですが、とても簡単なので便利だなと思いました。
フリーズドライ
お湯を注ぐだけで簡単に作れます。
裏ごししてある食材がキューブ状になっていて、1個が1さじなので使用する分だけお湯で溶くだけで、とても簡単で便利です。
単体でも利用できますが、おかゆとまぜてもOKです。

フリーズドライタイプは、手作り離乳食と併用してよく利用していました。
離乳食初期から使用でき、裏ごしする手間もなくお湯を注ぐだけという手軽さでです。
そのまま1品として食べさせたり、1回分が少量なのでおかゆに混ぜたりしていました。
種類も野菜から白身魚といろいろあって、どの種類もバブちゃんたちは残すことなく食べてくれました。
とても便利だったのでおすすめです!!
パウチタイプ
調理済みでパウチされているタイプです。
そのままでも食べられますが、温める場合は封を切らずにお湯の中に1,2分つけて温めるか、容器に移して電子レンジで温めるだけです。
主食としてのメニューが豊富で、栄養バランスも考えられて作られているので、とても使いやすいです。
7か月頃から1歳過ぎまであり、メニューの種類が豊富です。
月齢と赤ちゃんのペースに合わせて活用できます。

手作りだといろいろなメニューを作るのに限界があったので、いろいろな味を食べさせるためによく利用していました。
メニューが豊富で取り扱いメーカーも多く、同じようなメニューでもメーカーによって味が違うので、赤ちゃんのお口に合う味も探しやすいです。
温めるだけなので手間もなく時短になり、赤ちゃんと接する時間がその分増えました。
カップタイプ
離乳食中期から使用できメニューが豊富です。
容器に移すことなくカップのまま食べさせることができます。
お出かけの時にも使えとても便利です。
メーカーによってはスプーン付きのタイプや主食と副菜と2個入りのものもあります。

カップタイプは、お出かけの時によく利用していました。
そのままカップで食べさせることができてスプーンが付いているタイプもあるので、持ち物も少なくて済みとても便利でした。
瓶詰タイプより軽く、荷物が多く少しでも軽くしたいという方におすすめです!!
瓶詰タイプ
離乳食初期から完了期まで幅広く利用でき、メニューも豊富にそろっています。
そのまま瓶ごと食べさせることができるので、お出かけの時も活用できます。

スーパーなど身近なお店で取り扱いが多いのが瓶詰タイプです。
買い置きの離乳食がないときに、出先のスーパーやドラッグストアで瓶詰タイプを買って食べさせていました。
レストランやテーマパーク内のレストランで取り扱っているのもこのタイプが多いです。事前にベビーフードの取り扱いがあるかリサーチして、取り扱いがある場合はそのお店で頼んで利用していました。
双子ということもあり、瓶詰タイプは家から持っていくには重さが気になって、Kiki’は出先で買って食べさせたり、レストランなどで頼むときに利用することが多かったです。
飲料
果汁がパックに入ったタイプです。
普段あまり果物を食べないという方には果物を買い忘れる心配もなく、果汁をしぼる手間もないので便利です。

白湯や麦茶などをあまり飲んでくれなかったので、のみっぷりの良いベビー用の緑黄色野菜と果汁が入った飲料をよく飲ませていました。
飲んでくれるのは良いのですが、段々手のひらなどが黄色っぽいオレンジっぽい色になってきてしまって心配になったことがあります。
検診時に相談して、野菜ジュースなどを飲ませているとそうなるそうで、飲まなくなれば自然と元の色に戻るので特に心配する必要はないけど、糖分も入っているのでなるべく白湯や麦茶を飲ませるようにと言われてしまいました・・・。
それでも白湯や麦茶はあまり飲んでくれないので、リンゴ果汁に変えしばらくしたら手のひらの色は元に戻りました。
なんでもそうですが、適度に飲ませるくらいが丁度良いんだと思います。
おやつ&デザート
お米を使用した噛まずに唾液でとけるタイプのおせんべいです。
昔からある小麦粉を使用した、唾液で溶けるタイプのお菓子です。
一粒が小さいので、赤ちゃんでも食べやすいです。
離乳食後期頃から食べさせることができます。
ノンフライタイプのスナック菓子
離乳食完了期頃からたべさせることができ、赤ちゃんが食べやすいジャム上やジュレ状になっています。カップに入っているのでそのまま食べさせることができ、お出かけの時に持っていくこともできます。
離乳食完了期頃から食べさせることができ、牛乳を加えて作るアイスが販売されています。
1歳から食べられ、牛乳があればレンジで簡単に作れるケーキが販売されています。

おやつは赤ちゃんの定番おかし「おせんべい」から始めました。月齢に合わせてクッキーやスナックへと進めていきました。どのお菓子もぱくぱく食べていました。
離乳食=手作りと思っている方も多いと思いますが、離乳食って意外と手間と時間がかかりますよね。
ベビーフードを活用することで時間に余裕が生まれ、赤ちゃんとの時間が増えます。
偏りがちのメニューもバリエーションが豊かになります。
ベビーフードは、そのまま食べさせることもできますし、アレンジメニューを作ることもできます。
お出かけの時はそのまま常温で持っていけるのでとても便利です。
離乳食=親の愛情と思っている方もいらっしゃると思います。手間と時間と気持ちを込めて離乳食を作ることはとても素敵なことだと思います。
ただ、自分の体を労わることも大切です。子どもとの時間も大切です。決して無理をする必要はないとKiki’は思います。
なので、自分の体と心と相談して、時間や心に余裕があるときは手作りして、忙しくて子供との時間がとれなかったり、離乳食のバリエーションを増やしたいなと思ったり、Kiki’の様に料理が得意ではない方はベビーフードを上手に活用して、離乳食ライフを楽しんでもいいと思います。
一番大切なのはママが笑顔で赤ちゃんと接することができることだと思います。
心の余裕を作るために、笑顔で赤ちゃんと接することができるように、自分の時間や赤ちゃんとの時間を作るために、ベビーフードを上手に活用してみてくださいね!