まだまだ昔ながらのランドセルの方がシェア率が多いですが、子どもの負担を減らせるということで、注目を浴びている次世代ランドセルについてご紹介していきます。
次世代ランドセル
次世代ランドセルは20社以上から販売されています。ここでは主な次世代ランドセルをご紹介します。
ニューランド
子どもの未来を考え、動物の革ではなく循環型のリサイクルポリエステルを採用し、子どもの負担を減らすためにランドセルともっと軽くするプロジェクトに取り組み、デザイン性と機能性の両方を実現したランドセルを提供しているメーカーになります。
価格 36,300~57,200円(税込)
重さ 700g~930g
カラー 9色
保証期間 1年間
販売期間 4月入学の約5か月前から4か月間
例 2024年新一年生の場合、2023年11月から2024年2月末まで
ニューランド公式URL https://nuland.jp/
ラクルスタイル
イオンが販売する次世代ランドセルです。
ランドセル型リュック・ベーシックリュック・スクエアリュックの3種類あります。
イオンオンラインまたは店舗にて購入でき、WAONPOINTがもらえます。
価格 16,280~28,380円(税込)
重さ 約730~960g
カラー 4色
保証期間 記載なし
販売期間 通年(納期目安は、注文後1,2カ月)
イオン公式URLhttps://www.aeonretail.jp/kidsschool/lineup/
リュッセル
リュックの軽さと機能性、ランドセルの丈夫さ、それぞれの良さを取り入れて作られたのがリュッセルになります。リュッセルはバッグメーカーのRikomonから販売されています。
リュッセルは、FLY・NINE・MOREの3種類あります。
価格 41,800~59,400円(税込)
重さ 925~1290g
カラー 8色
保証期間 6年(6年間の修理保証サービス付き)
販売期間 通年
Rikomon公式URL https://rikomon.com/fly
ランリック
学用品メーカーのマルヤスが、大切なお子様を交通事故から守りたいという願いをもとに、道路危険標識をモチーフにデザイン化した黄色いカバンの製造と販売をしています。
とある校長先生からランドセルに代わる通学カバンの作成依頼があり1968年に考案し、現在京都府中南部の小学校を中心に、滋賀や大阪、九州や関東の一部で使われています。
価格 11,000~13,200円(税込)
重さ 約670~760g
カラー 3色
保証期間 記載なし
販売期間 通年
マルヤス公式URL https://www.maruyasu-ranlic.com/
ランリックオンライン公式URL https://ranric.shop-pro.jp/
ナップランド
山や坂が多い北海道小樽町で生まれた次世代ランドセルです。
ナップランドはナップサックとランドセルの両方の良いところを取り入れ、お買い求めやすい価格で、軽く丈夫な通学用かばんを1970年からバックのムラタで発売しています。
価格 7,700円(税込)
重さ 770g
カラー 13色
保証期間 記載なし
販売期間 通年
ナップランド公式URL http://www.bag-murata.co.jp/
ナップランドオンラインショップURL https://bag-murata.ocnk.net/
ラクサック
創業77年の水着などの水泳用品を販売するフットマークから販売されています。
低学年向けと高学年向けの2種類あります。
価格 9,900~11,000円(税込)
重さ 830~880g
カラー 5色
保証期間 記載なし
販売期間 通年
ラクサック公式URL https://www.rakusack.jp/product-shogakusei
まだまだ昔ながらのランドセルを使用している子が多く、次世代ランドセルを使用している子の数は少ないですが、多様性を推奨している昨今、これから次世代ランドセルを使用する子がどんどん増えていくと思います。
Kiki‘の子どもたちのクラスでは一人もいませんが、学校全体では数名次世代ランドセルを使用している子がいました。
次世代ランドセルのメリットとデメリット
メリット
昔ながらのランドセルは約20,000~170,000円しますが、次世代ランドセルは7,700~59,400円と昔ながらのランドセルと比べてかなり価格が抑えられています。
小学校入学時はランドセル以外にも購入するものが多いので、この価格はかなりメリットとなります。
昔ながらのランドセルも軽量化を進めていますが、それでも1~1.5kgの重さがあります。次世代ランドセルは1kg以下(一部除く)ととても軽く作られています。ランドセルの重さは教科書などを入れると5kgにもなると言われているので、子どもの負担を軽減できる軽さはとても魅力的です。
次世代ランドセルの中には、成長によってサイズアップしていくタイプのものがあります。子どもの体に合ったサイズを選べるは、昔ながらのランドセルにはない魅力だと思います。
デメリット
昔ながらのランドセルはほとんどのメーカーで6年間の保証がありますが、次世代ランドセルは保証がないものが多いのがデメリットです。ただ、万が一壊れても買い替えることができる価格帯であれば、そこまでデメリットにはならないです。
昔ながらのランドセルは耐久性に優れていますが、次世代ランドセルは昔ながらのランドセルに比べると耐久性が劣る可能性があります。6年無事使えたという口コミもあるので一概には言えませんが、買い替える可能性があるのはデメリットになるのではないかと思います。
昔ながらのランドセルは耐水性・防水性に優れていますが(一部を除く)、次世代ランドセルは大雨などの場合雨が染みてきてしまう可能性があります。撥水加工がされているので、多少の雨であれば問題ないそうですが、雨の日はレインカバーがあった方が安心です。
長い間使用しているとどうしても型崩れが起きてしまうのが次世代ランドセルです。ランドセルとリュックの性能を合わせた商品なので、仕方ない点ではあります。この辺気にならない方はデメリットにはならないと思います。
昔ながらのランドセルと次世代ランドセルには、どちらにもメリットとデメリットが存在します。
何を重視するかが、選ぶポイント!!になります。
昔から次世代ランドセルがあったそうですが、Kiki‘が子どもたちのランドセルを購入したお店では、次世代ランドセルを見かけなかったので、昔ながらのランドセル一択で選びました。
子どもたちが学校に通い始めると、ほとんどの教科書を持って帰ってくるので、びっくりするくらいランドセルが重くかわいそうだったのを思うと、子どもの負担を考えるなら次世代ランドセルもありだなと思いました。
ただ、3年生になったころからほとんどの教科書を置き勉できるようになり、毎日スカスカの軽いランドセルで通学しているので、ランドセル自体必要なのかな?と思うことがあります。
これからの未来、教科書も電子化する可能性がありますし、ランドセルではない別の時代へ変わっていくのかもしれないですね。