人工母乳(完全ミルク)育児と混合育児にとってとても重要な新生児用ミルク
いろいろなメーカーから販売されているので、どのミルクにしたらいいか迷いますよね。
ここでは新生児に飲ませる粉ミルクと液体ミルクについてご紹介していきます。
日本のミルクメーカー
日本には新生児用ミルクメーカーが主に6社あります。
明治・森永・雪印メグミルク・雪印ビーンスターク・和光堂・グリコです。
ミルクの種類
新生児用のミルクには粉ミルクと液体ミルクがあります。
新生児用ミルクは誕生してから9か月頃まで(離乳食が3回食になるまで)飲用するミルクになります。
離乳食が3回食になった9か月頃からは、栄養補助飲料としてフォローアップミルクを飲用します。
新生児用粉ミルク
新生児用粉ミルクは母乳の代わりに飲む完全栄養食品です。
母乳と同等の栄養成分が配合されています。
粉末又は固形状になっていて、お湯で溶かして赤ちゃんへ哺乳瓶を使用し飲ませます。
缶に入っているものとスティックやキューブタイプになっているものがあり、用途によって使い分けることができます。
液体ミルク
新生児から母乳の代わりとして飲む完全栄養食品です。
液体状になっているので粉ミルクの様にお湯に溶かす必要もなく、そのまま哺乳瓶に入れ替えてすぐに飲ませることができます。
常温保存可能で、賞味期限が半年~1年程あるので何かあった時の為にストックすることも可能です。
粉ミルクよりも価格が高いので、日常使いというよりはお出かけ時や災害時、夜中の授乳時などに使用すると便利だと思います。
ミルクメーカーと種類
メーカー |
種類 |
明治 | 粉ミルク(缶,キューブタイプ)・液体ミルク |
森永 | 粉ミルク(缶,エコラクパック,スティックタイプ)・ミルクアレルギー用粉ミルク |
雪印メグミルク | 粉ミルク(缶,スティックタイプ) |
雪印ビーンスターク | 粉ミルク(缶,スティックタイプ) |
和光堂 | 粉ミルク(缶,スティックタイプ)・ミルクアレルギー用粉ミルク |
グリコアイクレオ | 粉ミルク(缶・スティックタイプ)・液体ミルク |
缶タイプとは
大缶(約800g)と小缶(約300g)の2種類あります。
スティックタイプとは
粉ミルクがスティック状にパックされているタイプです。
缶タイプはスプーンで計量する必要がありますが、スティックタイプは計量する必要がなく、持ち運びにも便利です。
キューブタイプとは
粉ミルクが固形状になっているタイプです。
持ち運びに便利で、哺乳瓶に入れた数が目で見て確認できます。
ミルクアレルギー用粉ミルクとは
ミルクアレルギーの赤ちゃん専用の粉ミルクです。
フォローアップミルクとは
生後9か月頃から(離乳食が3回食になってから)飲む栄養補助ミルクです。
ミルクメーカーの特徴
明治
新生児ミルク「ほほえみ」
粉ミルク | 大缶800g,缶パック800g×2
らくらくキューブ 特大箱27g×24袋×2箱,大箱27g×16袋,小箱21.6g×5袋 |
らくらくミルク(液体) | 缶240ml |
母乳をお手本に進化を続け、乳児の確かな発育を目指す乳児用ミルクです。
粉ミルクの一つ一つの成分を母乳に近づけ、母乳で育つ赤ちゃんと同じ発育を目指しています。
赤ちゃんの成長や発育に必要なたんぱく質、さらにDHAとアラキドン酸も母乳の範囲まで配合しています。
LINE限定明治ほほえみらくらくミルクのお試しモニターキャンペーンがやっています。
メーカー公式URL https://www.meiji.co.jp/baby/hohoemi/
森永
新生児ミルク「はぐくみ」
粉ミルク | 大缶810g・小缶300g
エコラクパックはじめてセット 400g×2袋,詰め替え用400g×2袋 スティックタイプ 13g×10本 |
最新の母乳研究の成果をもとに栄養成分のバランスを母乳に近づけたミルクになります。
ビフィズス菌を増やすオリゴ糖を3種類(ラクチュロース・ラフィノース・ガラクトオリゴ糖)配合し、初乳に多いタンパク質であるラクトフェリンや成長と発達を助けるDHAとアラキドン酸を母乳の比率に合わせて配合しています。
新生児ミルク「E赤ちゃん」
粉ミルク | 大缶810g・小缶300g
エコラクパックはじめてセット 400g×2袋,詰め替え用400g×2袋 スティックタイプ 13g×10本 |
タンパク質の消化負担に配慮した母乳のようにやさしいプチペドミルクです。
牛乳のたんぱく質をあらかじめ細かく分解することで消化をしやすくし、アレルゲン性を低減しています。
E赤ちゃんは消化機能の負担を母乳と同じくらいまで減らしているので、成長に必要な栄養素を安心して摂ることができます。
はぐくみ同様ビフィズス菌を増やすオリゴ糖を3種類(ラクチュロース・ラフィノース・ガラクトオリゴ糖)配合し、初乳に多いタンパク質であるラクトフェリンや成長と発達を助けるDHAとアラキドン酸を母乳の比率に合わせて配合しています。
お子様の名前が主人公になった世界にひとつだけの絵本をプレゼント
男の子向け・女の子向けそれぞれ3種類ずつあります。
対象商品の応募マーク合計200ポイント集めて応募します。
メーカー公式URL
はぐくみ https://ssl.hagukumi.ne.jp/products/hagukumi/
E赤ちゃん https://ssl.hagukumi.ne.jp/products/ebaby/
雪印メグミルク
新生児ミルク「ぴゅあ」
粉ミルク | 大缶820g
スティックタイプ 13g10本 |
母乳研究に基づいた乳児用調製粉乳の開発により、たんぱく質成分や脂質成分、ビタミン・ミネラルを調整し、母乳に含まれて乳児の健康維持に大切なDHA(ドコサヘキサエン酸)やオリゴ糖、ラクトアドへリン、ヌクレオチドなどを配合し、母乳にもつ成分や機能性に着目したミルクになっています。
毎月先着5,000名様に「ぴゅあ(スティックタイプ13g×5本)」または「たっち(スティックタイプ14g×3本)」どちらかをプレゼント
メーカー公式URL http://www.snowbaby.jp/
雪印ビーンスターク
新生児ミルク「すこやか」
粉ミルク | 大缶800g・小缶300g
スティック 13g×18本,6.5g×24本 |
2015年から開始した第3回全国母乳調査からの研究成果を生かし、母乳に含まれる成分を配合しています。
1960年の日本初の全国母乳調査から約30年ごとに大規模な調査を行い、母乳研究を続けより母乳に近づけられるように努力しています。
シアル酸、母乳オリゴ糖(ガラクトシルラクトース)、リボ核酸などの母乳成分を配合し、
日本で初めて育児用粉ミルクに「オステオポンチン」を配合しました。
メーカー公式URL https://www.beanstalksnow.co.jp/babymom/sukoyaka/
和光堂
新生児用ミルク(レーベンスミルク)「はいはい」
粉ミルク | 大缶810g・小缶300g
スティックタイプ 13g×10本 |
母乳に含まれる成分を配合し、母乳に近づけています。
赤ちゃんの負担を考えたんぱく質のバランスを調整し、母乳に含まれないβ-ラクトグロプリンを低減しています。
新生児期の発育に大切なDHA・アラキドン酸を日本のママの母乳に近づけ2:1の比率で配合し、母乳に含まれるガラクトオリゴ糖や16種類のビタミン・ミネラルをバランスよく配合しています。
赤ちゃんにとって重要なエネルギーの乳糖を母乳とほぼ同じ量に調整しています。
ミルクアレルギー用ミルク「ボンラクトi」
粉ミルク | 缶360g |
牛乳成分を使わずに大豆たんぱくを用いてつくられた乳児用粉乳です。
ミルク嫌いやミルクがあわない赤ちゃんにミルクや牛乳代わりに与えることができます。
メーカー公式URL
はいはい https://www.wakodo.co.jp/
ボンラクトi https://www.wakodo.co.jp/product/babyfood/milk/bonlact/
グリコ
新生児用ミルク 「アイクレオ」
粉ミルク | 大缶800g・小缶320g
スティック12.7g×10本 |
液体ミルク | パック125ml |
母乳と同じくらいの乳糖を配合し、母乳に近いあっさりした甘さを実現しました。
母乳に近い成分を配合し、香りと色を母乳に近づけました。
母乳と同等の塩分量にし、赤ちゃんのすこやかな成長に必要なヌクレオチドを国内メーカーで初めて粉ミルクに配合しました。ビフィズス菌を増やすガラクトオリゴ糖と体内でDHAに変わるえごま油を配合しています。
たんぱく質を母乳に近づけた組成にし、アミノ酸バランスと脂肪酸組成も母乳に近づけ、赤ちゃんの消化吸収がやさしくなるように仕上げています。
- アイクレオバランスミルク試供品プレゼント
スティックタイプ12.7g×2本を抽選で毎月1000名様にプレゼント
- こころのおくりもの
対象商品のポイントを集めて応募するとぬいぐるみなどのプレゼントがもらえます。
応募コースには必ずもらえるロングランコースと抽選コースがあります。
- アイクオリティ実感キャンペーン
アイクレオのバランスミルクをお試し価格で購入できます。
メーカー公式URL https://www.icreo.jp/products/balancemilk/
グリコ埼玉工場の見学に参加すると、工場受付で液体ミルクアイクレオがとても安く販売されていました。人気の千葉工場は分かりませんが、見学ついでに購入するとお得にゲットできるかもしれません。
新生児用ミルクが購入できるお店
デパート
スーパー
ドラッグストアなどの薬局
ホームセンター
西松屋などの子供用品
Amazonや楽天市場などのネット通販
Kiki’のおすすめ購入店
ネット通販です。
粉ミルクは大缶で約800gの重さがあります。
まとめて買うとなるとかなりの重さになってしまいます。
その点ネット通販なら家まで届けてくれるのでとても楽です。
クーポンやセールなどを活用すればお得に購入もできます。
Kiki’が主に利用していたのは西松屋店舗と西松屋楽天市場店です。
楽天市場ではスーパーセールやクーポンを利用して購入していました。
ドラッグストアでも同じくらいの価格で購入できますが、Kiki’が購入していたはいはいの場合、西松屋だと3缶セットにスティックタイプが付属されていたので、西松屋で購入していました。
西松屋には公式通販サイトもありますが、Kiki’の頃はまだ公式通販サイトがなかったように思います。公式通販サイトでは初回クーポンや定期的にクーポンがもらえるので活用するとお得に購入できると思います。
Kiki’の場合・・・
Kiki’が使用していた粉ミルクは主に和光堂の「はいはい」です。
双子のため消費量が多く、お手頃価格で販売されている和光堂の「はいはい」を主に使用していました。
「はいはい」は、大缶3缶にスティックタイプ1箱が付いたお得なセットを購入していました。
Kiki’が住んでいる市区町村では多胎児などに母子栄養食品(粉ミルク)の支給があり、1か月1人につき1缶支給されたので、その際に明治の「ほほえみ」を使用していました。雪印の「ぴゅあ」も一度使用したことがあります。
メーカーにより味の違いはあると思いますが、双子共にどのメーカーでもよく飲みました。粉ミルクによっては便の状態が変わると聞いていて、主に飲用していた「はいはい」よりは「ほほえみ」の方が便の出が良くなかったように感じました。
赤ちゃんによって合う合わないがあると思うので、いろいろなメーカーを試してみるといいと思います。
乳児用ミルクは離乳食が3回食になる9か月頃までと言われていますが、Kiki’の場合は1歳まで乳児用ミルクを使用し、1歳からフォローアップミルクへ切り替えました。