高速道路を走行中、前の車又は反対車線から石が飛んでくることがあります。
突然「パーン」と音がして見てみるとフロントガラスに傷やヒビが・・・
これって自腹になるのか?自動車保険を利用できるのか?対応を含めご紹介していきます。
飛び石被害にあったら
自動車保険の契約内容を確認する
任意の自動車保険に加入している方は、まずは車両保険に入っているか、また加入している車両保険の補償対象に飛び石被害が入っているか、契約内容をご確認ください。う。
車両保険で飛び石被害が補償対象内の場合
車両保険が利用可能
車両保険を利用するかどうか未定の場合でも、被害にあった当日または翌日までに保険会社に必ず一報を入れてください。
加入している保険会社へ連絡した際、保険利用検討中の旨伝え、保険を使用した時の免責金額と等級、翌年の保険料を合わせて確認することをおすすめします!!
Kiki’の場合・・・
飛び石被害の翌日に自動車保険会社へ連絡を入れました。
保険を使用するかどうかはまだ考え中でしたので、その旨伝え、等級と免責、来年度の保険料について問い合わせました。
担当者からは、保険を使用するかどうか未定の段階での問い合わせでは事故受付にはならず、保険を使用して初めて事故として扱われるとの説明がありました。
車両保険を利用した場合
自己負担額
車両保険の免責金額=自己負担額
免責には1回目0円や1回目5万円などの種類があります。
1回目0円の免責で契約している場合、今回車両保険を利用しても免責金額が0円なので自己負担はなく、全額保険会社が支払いをします。
1回目5万円の免責で契約している場合は自己負担額が5万円になり、5万円を超えた額を保険会社が支払います。
Kiki’の場合・・・
免責1回目0円、2回目以降10万円の車両保険に加入しています。
今回保険を利用しても自己負担額はありません。
但し、年度内にもう一度車両保険を使用する際は免責10万円になります。
等級
1等級ダウン
翌年の等級が1等級下がります。
1等級下がることにより保険料が上がります。
加入している保険会社によって上がる金額が異なりますので、翌年の保険料がどのくらい上がるのか確認することをおすすめします。
Kiki’の場合・・・
保険を利用する前が20等級で、次の更新時19等級に下がり、保険料は約2万円アップするとのことでした。
更新後1年間保険を利用しなければ、20等級に戻り保険料も以前の20等級時と同じくらいになるとのことでした。
ディーラー又は自動車ガラス修理工場などの修理工場へ連絡
来店予約をとり見積もり
加入している保険会社で提携工場がある場合があります。
保険会社の提携工場でお願いする場合は、ディーラーなどで見積もりしてもらう必要はありません。
提携工場とディーラーなどのどちらにお願いするか悩んでいる場合は、一度ディーラーなどで相談してみるといいと思います。
車両保険を使用する場合
保険会社へ再度保険を使用する旨連絡
連絡の際保険会社の提携工場を利用するのか、ディーラーなど別の修理工場を利用するのかを伝えます。
保険会社提携工場を利用する場合
提携工場を利用する旨伝え、保険会社の指示に従ってください。
ディーラー又は自動車ガラス工場などを利用する場合
保険会社へディーラーなど他の機関にお願いする旨伝え、修理工場の社名・連絡先・担当者を伝えます。
それ以降は修理工場と保険会社とのやりとりになります。
修理日を決める際、修理工場から連絡が入り日程を決め、指示に従う形になります。
Kiki’の場合・・・
提携工場の案内が保険会社からあり、提携工場の場合は無料で台車が使えるとのこと。
リペアになるかガラス交換になるかは工場の判断次第になるとのことでした。
提携工場で見積もりして保険を利用するかしないか判断することも可能。
リペアでも1~2万円程度かかり、保険利用しても2万円アップ。
リペアも保険使用も金額的にあまり変わらないので、今回は保険を利用してガラスを交換しようとディーラーで見積もりしてもらいました。
車両保険を使用しない場合
全額自己負担でのリペア(補修)又はガラス交換になります。
車両保険に入っていなかった場合
飛び石被害で保険は使用できません。
自腹でのリペア(補修)又はガラス交換になります。
フロントガラスの場合そのままの状態では車検が通らないので、必ずリペア又はガラス交換が必要になります。
日数が経つと被害が拡大してしまい、リペアできなくなってしまう場合もありますので、早めに対処することをおすすめします。