子どもが家を出た後にポツンと学用品が置いてあるのを見つけた時、届けようかどうしようか迷いますよね。
ここでは子どもの忘れ物についてご紹介していきます。
子どもの忘れ物届ける?届けない?
半々
子どもの年齢によっても届けるか届けないか分かれるところですが、届ける人届けない人は半々の様です。
Kiki‘は幼稚園の頃までは、忘れ物に気づいたら届ける様にしていました。
小学校からは、忘れて困る経験も必要だと思い届けないようにしています。
忘れ物を届けないメリット
忘れ物をしたことで、対処法が学べる
・困った時に先生やお友だちに助けを求めることができる
・忘れものをしないように気を付けるようになる
・自立心が芽生える
忘れ物を届けるメリット
助けてもらった経験から感謝の気持ちが持てるようになる
・困った時に助けてもらった経験から、周りで困った人がいた時に助けようと思う気持ちが芽生える
困った時に助けてくれたことが子どもの安心感につながる
・親の愛情を感じて、届てくれた親の顔をみることで子どもが安心感を得られる
・窮地の時には助けてもらえるという安心感が持てる
Kiki’の子どもたちは、忘れ物をして困る経験から忘れ物をしないように気を付ける様になった子もいれば、忘れて対処できた経験から忘れてもなんとかなると思ったのか、忘れ物が減らない子もいます。ただ、これは絶対忘れられないものに関しては以前より気を付ける様になっているので、忘れた経験をすることは大切なんだなと思います。
届けたほうがいいもの
提出期日が決っているもの
お弁当や水筒
薬
家の鍵(鍵がないと家に入れない場合)
先生やお友だちに借りられないもの
忘れたことで周りに迷惑をかけてしまうものや対処できないものは届けたほうがいいものになります。
届けなくても何とかなるもの
教科書
ノート
筆記用具
宿題
忘れ物をしないのが一番ですが、教科書やノート、筆記用具は先生やお友だちから借りることができますし、宿題は後日提出することもできるので、必ずしも届けないといけないものではないと思います。
Kiki’は子どもが小学生になってから体操服や上履き、道具類などを忘れても届けないのですが、書初め展用の書初めをする日に書道道具を忘れた時は届けました。その日しか書初めの授業がないからです。もし忘れたとしても先生から借りることができたかもしれませんが、もし借りられなかった時にクラスのみんなが2時間かけて頑張って書初めをしている間の子どものことを想像したら、届けない選択はありませんでした。
忘れ物を届ける場所
門
門を施錠している園が多いので、忘れ物を渡すときは門での受け渡しが多いです。
教室
学校によっても異なりますが、職員口から入り事務室や職員室の方へ声をかけて子どもの教室まで届けに行くことが多いです。
Kiki‘の子どもたちの幼稚園は、玄関口の門にインターホンがあり、インターホンを押して忘れ物を届けに来た旨伝え、対応してくださる先生や事務員さんから子どもに渡してもらっていました。
小学校では、職員口の横に事務室があり、事務員の方(いない場合はインターホンを押す)に声をかけてから子どもの教室に直接忘れ物を届けに行っていました。
届に行く時間
気づいたタイミングで届ける
休み時間
小学校も気づいたタイミングで届けに行っても問題ないですが、授業中は授業を中断してしまうことになるので、授業が始まる前や休み時間に合わせて届けに行くのが望ましいです。
Kiki‘は幼稚園の頃は気づいたタイミングで時間気にせず届けていましたが、小学校では授業が始まる前や休み時間の時間に合わせて届ける様にしています。クラスに子どもがいない場合は、クラスの子に机の場所を教えてもらって、机の上に置いておく様にしていました。
忘れ物をしないようにするには?
前日に次の日の準備をする
幼稚園・保育園の時は子どもと一緒に次の日の準備をすると習慣化しやすいのでおすすめです。
小学生低学年の頃はまだ一人で準備するのが難しい子も多いので、子ども自身で次の日の準備をしてもらい、親が最終確認するのが望ましいです
中学年の頃は明日の準備が終わっているのか、忘れ物がないか声を掛けてあげるのが望ましいです。
高学年になったら、基本全部子どもに任せるのが望ましいです
朝持ち物の最終確認をする
朝バタバタしていると難しいですが、家を出るときに子ども自身で忘れ物がないか確認する時間の余裕があると忘れ物を減らすことができます
忘れ物をしなかった時に褒める
忘れ物をして叱るのではなく、忘れ物をしなかった時に褒めることで子どもの成功体験になります。褒められたとこで忘れ物をしないように気を付けるようになることもありますし、自信にもつながるので、忘れ物をしなかった時は褒めてあげましょう
整理整頓をする
散らかっていると持ち物がどこにあるか分からなくなってしまうので、日ごろから整理整頓を心掛け、提出物BOXを作ったり教材の位置を決めたり、何がどこにあるのか見てすぐに分かるようにしておくのも忘れ物対策の一つになります
Kiki‘は幼稚園の頃は一緒に準備をしなきゃと思いつつ、親がやった方が早いのもあってやってしまうことの方が多かったです。習慣化はすごく大切なので、幼稚園のころから時間がかかったとしても子どもと一緒に前日に準備するようにしてれば、習慣化したのかなと思うので、面倒でも子どもと一緒に準備するのをおすすめします。
小学生からは基本子どもたちに準備をしてもらい、連絡帳やお便りで必要な物を持ったかどうかの確認をするようにしていました。
同じようにサポートしても忘れっぽい子と忘れない子といるので、性格がかなり影響すると思います。忘れっぽい子には、明日の準備は大丈夫か声掛けをするようにしていますが、それでもやっぱり忘れ物が多いので、ついつい準備を手伝いたくなってしまいますが、ギリギリまで手を出さないようにしています。成長と共に忘れ物も減っていくのではないかと思うので、サポートしながら見守っていこうと思います。
幼稚園・保育園や小学校によって忘れ物をした時の対処の仕方が決っている場合もありますので、忘れ物をした場合について先生に確認をしておくと安心です。