出産したら母乳がでるものだと思っていたのに、思うように母乳がでない。
どうしたら母乳がでるようになるのか、母乳育児をしたいのにどうしたらいいのか、授乳の悩みを解決してくれる手段の一つが母乳育児相談室の桶谷式マッサージです。
ここでは桶谷式マッサージについてと実際に通院してみての感想をご紹介していきます。
桶谷式マッサージとは
助産師「桶谷そとみ」さんが考案した母乳マッサージで、正式には「桶谷式乳房管理法」といいます。
相談内容
母乳の出が悪かったり母乳が出ているかなどの母乳量に関する相談が一番多いそうです。
他には、赤ちゃんが上手に母乳を飲むことができなかったり、乳房の腫れや痛みなどの乳腺炎、しこり、乳頭亀裂、白斑などの乳房トラブルや、断乳(卒乳)の仕方などについての相談などもあります。
受診するには?
予約
相談室は完全予約制です。(一部を除く)
各相談室の営業時間内に電話、メール、ホームページなどから予約を入れ受診します。
料金の目安
初診料 5,000円から
再診料 3,500円から
往診料 7,000円から(車代は別途)
消費税別途
休日や時間外は2割増しとなります。
医療費控除の対象となるので、レシートや領収書は大切に保管しておきましょう。
所要時間
40~60分程度
受診する時
初めて相談室を受診する方は初診であることと名前を伝えます。
問診表に必要事項を記入
マッサージ開始
ベッドで乳房マッサージの施術を受けます。
ベッドに寝転がり、温めたタオルを使い乳房のマッサージを行います。
上半身脱いで受診するので、洋服は脱ぎ着がしやすいものがおすすめです。
授乳の練習
乳房マッサージの後に赤ちゃんとの授乳の様子をみます。
抱っこの仕方、赤ちゃんの口のくわえ方、交換のタイミングなど、赤ちゃんが上手に母乳を飲めるように練習します。
赤ちゃんの体重測定
赤ちゃんの体重を測定します。
相談室によっては身長計もあります。
体重測定時おむつが濡れている場合は交換してからになりますので、おむつの替えを数枚持って行くといいと思います。
桶谷式マッサージはどこで受けられる?
桶谷式母乳育児推進協会の認定を受けた母乳相談室(助産院)は、全国に約330施設あります。
関東地方
東京
23区内 https://oppa.oketani.or.jp/search?tokyo=1
23区外 https://oppa.oketani.or.jp/search?tokyo=2
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
神奈川
その他エリア
北海道 https://oppa.oketani.or.jp/search?region=1
東北地方 https://oppa.oketani.or.jp/search?region=2
中部地方 https://oppa.oketani.or.jp/search?region=4
近畿地方 https://oppa.oketani.or.jp/search?region=5
中国地方 https://oppa.oketani.or.jp/search?region=6
四国地方 該当する相談室なし
九州・沖縄地方 https://oppa.oketani.or.jp/search?region=8
下記サイトでも参照できます
桶谷式病乳育児ママサポートサイト公式URL https://oppa.oketani.or.jp/
Kiki’が実際に桶谷式マッサージを受けてみて
桶谷式マッサージに通うきっかけ
以前テレビ番組で桶谷式マッサージについての特集番組を見たのがきっかけです。
テレビで取り上げていた母乳育児相談室の助産師さんはゴッドハンドと呼ばれていて、その助産師さん曰く「母乳が出ないママはいない・必ず出るようになる」と強くおっしゃっていました。番組内では母乳が出ず悩んでいるママさんたちがたくさんいて、うわさや口コミなどからその助産師さんの元へ駆け込み、出なかった母乳が出るようになった人たちばかりでした。印象的だったのが、そんなママさんたちがみなさん笑顔になっていたことです。
母乳の出が悪いKiki’も、桶谷式マッサージを受ければ出るようになるのではと期待も込めて通うことにしました。
受診料
初診料が5,500円
再診料が3,500円
支払いは現金のみ
初めて受診した時に、施術で使用する手技用タオルをもらいました。
手技用タオルは毎回受診する時に必要でした。
持ち物
母子健康手帳
手技用タオル
赤ちゃんのおむつや着替え
初診のとき
問診があり、あかちゃんの体重測定をしました。
そのあと、タオルで乳房を温めてから授乳マッサージを受けました。
痛みなどは全くありませんでした。
マッサージ後赤ちゃんが正しい吸着をしているかの確認があり、正しい吸着方法を指導してくれました。
まだきちんと乳管が通っていないと言われ、マッサージ後もまだ母乳がでにくい状態でした。
再診
週に1度通うことになり、2回目以降は赤ちゃんを連れてくるように言われたとき以外は、一人で行きました。
初診と同様タオルで乳房を温めマッサージしました。
痛みは全くありませんでした。
受診頻度は週一から始まり、2週間置きになり、最後は1か月ほど空けて様子をみることになりました。
何度か通院していたのですが、あまり変化がなくKiki’自身も諦めかけている所で、少し様子をみましょうということになり、そのままフェードアウトしてしまいました・・・。通院期間は2か月半から3カ月位です。
諦めずずっと通っていたら変わっていたかもしれませんが、Kiki’自身できる限りのことはしていたのと、あまり変化がないことで心が苦しくなり、母親も姉も母乳の出が悪く粉ミルク育児だったので母乳が出にくい体質なのかなとも思い、すっぱり諦め完全粉ミルク育児へとシフトしました。
Kiki’の場合は桶谷式マッサージに通っても母乳の出にあまり変化がなかったですが、母乳が出るようになった方はたくさんいるので、母乳の出が悪く悩んでいる方は、一度受診してみるのもいいと思います。