布おむつと紙おむつどっちがいい?それぞれの特徴とメリットデメリット

出産

布おむつと紙おむつどちらで子育てしようか悩む方も多いと思います。
布おむつと紙おむつ、それぞれにメリットとデメリットがあります。
ここでは布おむつと紙おむつについてご紹介していきます。

布おむつと紙おむつの特徴

布おむつ

布で出来ているおむつになります。

おむつカバー・輪おむつ(おむつネット)で構成されています。

布おむつは使い捨てではなく、洗って何度も使用できます。

紙おむつ

紙おむつの表面は不織布でてきていて、吸収防水伸縮加工がされていて多層構造になっています。

紙おむつは使い捨てになります。

布おむつと紙おむつのメリットとデメリット

布おむつのメリット

コストが安い

布おむつはおむつカバーと布おむつ、おむつネットなどを揃える必要があるので初期費用は掛かりますが、一度揃えてしまえば買い足すことが少なく低コストで経済的です。

肌に優しい

通気性が良く、蒸れにくくかぶれにくいので肌に優しいです。

おむつ外れが比較的早い

個人差はあると思いますが、布おむつは濡れた感覚が分かるので紙おむつと比べおむつが外れるのが早いと言われています。

ゴミが出ない

紙おむつは使い捨ての為その都度ゴミとなりますが、布おむつは洗って再度使用するのでゴミが出ません。

 

紙おむつのメリット

不快感が少ない

紙おむつは吸水性に優れていて不快感が少なく、赤ちゃんがよく寝てくれます。

漏れづらい

吸収性やフィット感に優れているので、漏れづらいです。

Kiki'
Kiki’

Kiki’の場合・・・

紙おむつは布おむつに比べ漏れづらいですが、緩いうんちの際、寝ていると何度か背中からうんちが漏れたことがありました。それでも布おむつよりは、漏れる頻度は少ないのではないかと思います。

 

持ち運びが軽くかさばらない

おむつ1枚の重さは20g程度と軽く、外出時数枚持っていくだけなので負担になりません。

短時間の外出時はおむつ数枚持って行くだけでいいですし、長時間の外出時でもおむつ数枚と着替え1着持って行けばいいので、荷物の量が少なくて済みます。

洗う手間がない

洗って再利用する布おむつに比べ、使用後は捨てるだけなので手間がなく時短につながります。

 

布おむつのデメリット

交換する回数が多い

紙おむつは吸収性に優れていておしっこ数回分は吸水してくれますが、布おむつは1回分の吸収性しかないので交換する回数が多いです。

漏れる頻度が多い

布おむつは1回分の吸収力しかないので、交換が遅れ漏れてしまったり、しっかり密着していなく隙間などがあると漏れやすくなります。

洗う手間がある

布おむつは使用後洗って再利用するので、洗う手間があります。

荷物が多くかさばる

布おむつの場合、おむつカバーなど一式を持って行く為紙おむつに比べ量が多くなります。また、使用済みのおむつも持ち運ぶことになるので、その分重くなりますしかさばります。その為、外出時だけは紙おむつを使用するという方もいます。

 

紙おむつのデメリット

コストが掛かる

毎回1枚ずつコストが掛かります。

ゴミが増える

使い捨てのため、使用済みはゴミとなりゴミが増えます。

使用後のおむつの臭い

紙おむつ専用のごみ箱を使用していれば臭いは軽減できますが、ゴミ収集まで家で使用後のおむつを保管しなければいけないので、ゴミ箱周辺が臭うことがあります。

おむつ外れが比較的遅くなる

紙おむつは快適につくられているため、おむつ外れが遅いと言われています。

 

布おむつと紙おむつのコスト比較(1年間)

布おむつ 紙おむつ
おむつカバー6枚 10,000 新生児1日10枚 4,800
輪おむつ20枚

成型おむつ10枚

4,000

5,000

生後1~5カ月(Sサイズ)1日8枚 21,600
おむつネット5枚

2,000

 

生後6~12カ月(Mサイズ)1日6枚 23,760
合計 21,000 合計 50,160
布おむつは最低限の数量です。購入する商品や数量でコストは異なります。紙おむつは新生児1枚16円、Sサイズ(テープ)1枚18円、Mサイズ(パンツ)1枚22円、1か月30日で計算しています。

布おむつと紙おむつのコスト差は、1年間で約3万円です。

布おむつは、一度揃えてしまえば買い足すものはおむつカバーのサイズアップ位で、おむつ外れまでのトータルコストが3,4万円程度なのに比べ、紙おむつはおむつが外れるまで毎日コストが掛かり、2年間で約10万、3年間で約15万円のトータルコストが掛かります。

コストを考えると紙おむつは布おむつに全く敵わないのが分かります。

 

Kiki'
Kiki’

Kiki’の場合・・・

双子のため、手間と時間を考えると布おむつは考えられませんでした。コストは掛かりましたが、やっぱり紙おむつは楽でした。おむつ替えもそうですが、外出時も双子なので量が多く、これを布にしていたらと考えると相当な量になるのではないかと思います。臭いについても、おむつ専用の臭い漏れを防ぐポリ袋を使用していたので、おむつ専用のごみ箱を使用していなくても、臭いが部屋に充満することはありませんでした。また、紙おむつはかぶれやすいという話を耳にしたことがありますが、どんどん品質が向上しているので、ほぼかぶれることはなかったです。

 

布おむつも紙おむつもどちらにもメリットとデメリットがあるので、子育てする環境や赤ちゃんの肌質に応じて、布おむつにするか紙おむつにするか検討すると良いと思います。