離乳食って何を食べさせたらいい?離乳食の種類とメニュー、レシピ

出産

離乳食とは、母乳またはミルクを飲んでいる乳児に、母乳またはミルク以外の食品から栄養を取り入れ、幼児食へと切り替えるための食事のことをいいます。
離乳食は、食べものを噛みつぶしたり飲み込んだりする練習期間です。
固さや形のある食べものに徐々に慣れていくことで、普通の食事ができるようになります。
ここでは離乳食の種類とメニュー、レシピについてご紹介していきます。

離乳食食材の種類

主食

お米(重湯・おかゆ)

パン

うどん

そうめん

パスタ

などの炭水化物

副菜

白身魚(かれい・真鯛・ヒラメ、たらなど)

しらす

シーチキン(まぐろ)

鶏肉

牛肉

豆腐

野菜(かぼちゃ、さつまいも、大根、にんじん、かぶ、ほうれん草、たまねぎ、ブロッコリー、カリフラワー、トマトなど)

などのタンパク質やビタミン類

デザート

りんご

バナナ

いちご

などの果物

食材は全て加熱してから与えてください。
卵は7か月頃卵黄から始めていきます。
柑橘系の果物やはちみつはアレルギー反応がでることがあるので、1歳過ぎてからにしましょう。

 

離乳食のメニュー例

離乳食初期

主食

重湯または10倍がゆ

パンがゆ

じゃがいもペースト

さつまいもペースト

などの炭水化物を使用したメニューになります。
アレルギー反応の少ないおかゆが基本になります。

副菜

野菜スープ

野菜ペースト

コーンスープ

初期の頃は野菜が中心の副菜が基本になります。

白身魚ペースト

豆腐ペースト

ヨーグルト

離乳食を始めて1カ月頃から野菜だけでなくタンパク質摂取も始めていきます。
食材は軟らかく煮てすりつぶすかこしてポタージュ状にし、人肌まで冷ましてから食べさせます。
初期は素材の味をいかして味付けはしないのが基本です。
おかゆに副菜のペースト(野菜や魚など)を混ぜてもOKです。

離乳食中期

主食

三分がゆ

パン

煮込みうどん

にゅうめん

マッシュポテト

副菜

野菜煮

ミネストローネ

茶碗蒸し

湯豆腐

カッテージチーズ

デザート

バナナペースト

いちごペースト

すりおろしりんご

食材は細かく刻み、舌でつぶせる固さまで煮(蒸し)ます。
中期頃から味付けに出汁を使用しても大丈夫です。

離乳食後期

主食

五分がゆ

リゾット

うどん

にゅうめん

パン

スープパスタ

副菜

野菜の煮物

オムレツ

厚焼き玉子

茶碗蒸し

白和え

白身魚の煮つけ

豆腐ハンバーグ

はんぺんソテー

クリームスープ

デザート

バナナヨーグルト

いちごヨーグルト

スイートポテト

食材は小さめに切って歯茎でつぶせる固さまで煮(蒸し)ます。
味付けは素材の味を生かして薄味が基本です。

離乳食完了期

主食

全粥

スープチャーハン

うどん

にゅうめん

パン

パンケーキ

スープパスタ

副菜

白身魚の煮つけ

野菜の煮物

野菜の煮びたし

ポテトサラダ

ワンタンスープ

豆腐入り肉団子スープ

オムレツ

キッシュ

ポテトグラタン

おやき

デザート

果汁ゼリー

プリン

ムース

スフレ

食材はちいさくざく切りにし、歯茎でかめる固さまで煮(蒸し)ます。
このころになると大人の食事を作るときに、まず薄味にして赤ちゃん用にとりわけ、その後大人用にしっかり味をつけると離乳食を作る手間が省けます。

 

離乳食レシピ

離乳食の調理方法は「煮る」・「蒸す」、調理作業は「つぶす」・「こす」・「きざむ」です。

離乳食レシピはたくさんサイトやアプリがあるので、おすすめをご紹介します。

サイト

たまひよ(動画) https://st.benesse.ne.jp/tags/?id=68

ベビーカレンダー https://baby-calendar.jp/baby-food-recipe

アカチャンホンポ https://www.akachan.jp/sys/maternities

和光堂 https://community.wakodo.co.jp/community/babyfood

Benesseしまじろうクラブ https://kodomo.benesse.ne.jp/ap/parent/babyfood

ベネッセ教育情報サイト https://benesse.jp/contents/news/babyfood

Meiji(明治) https://www.meiji.co.jp/baby/club

アプリ

ninaru

Google Play https://play.google.com/store/apps

きほんの離乳食

App Store https://apps.apple.com/jp/app

Google Play https://play.google.com/store/apps

ベビーカレンダー

App Store https://apps.apple.com/jp/app

GooglePlay https://play.google.com/store/app

その他、COOKPADベビーや楽天レシピなどにも離乳食がたくさん載っています。

 

Kiki’が実際にあげていた離乳食

日数 離乳食 回数
離乳食スタート時(生後5か月半) 重湯 1日1回 1さじ
スタートから1週間後 重湯とプラス1品(ポタージュ状)

かぼちゃ

とうもろこし

ほうれん草

1日1回

(主食と副菜を1品ずつ)

大さじ1

1さじ

1さじ

1さじ

生後6か月頃 重湯とプラス1品(ポタージュ状)

かぼちゃ

とうもろこし

ほうれん草

さつまいも

白身魚

しらす

トマト

にんじん

1日1回

(主食と副菜を1品ずつ)

大さじ1

1さじ

1さじ

1さじ

1さじ

1さじ

1さじ

1さじ

1さじ

生後7か月頃 三分がゆ・パン・うどんとプラス1品(舌てつぶせる固さ)

白身魚

しらす

鶏レバー

シーチキン

卵黄

野菜スープ(スムージー)

ほうれん草

完熟バナナ

すりおろしりんご

ヨーグルト

カッテージチーズ

1日1回

(主食と副菜、デザートを1品ずつ)

大さじ2~3

小さじ1

小さじ1

小さじ1

小さじ1

小さじ1

小さじ1

小さじ1

小さじ1

小さじ1

小さじ1

小さじ1

小さじ1

生後8か月頃 三分がゆ・パン・うどん・そうめんとプラス1,2品(舌でつぶせる固さ)

白身魚

卵黄

しらす

豆腐

鶏のささ身

鶏レバー

シーチキン

トマト

さつまいも

かぼちゃ

ヨーグルト

バナナ

いちご

すりおろしりんご

みかん果汁

1日2回

(主食と副菜、デザートを1品ずつ)

大さじ3

 

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

生後9か月頃 五分がゆ・うどん・パスタ・パンとプラス1品(舌でつぶせる固さ)

白身魚

しらす

全卵

鶏肉

シーチキン

野菜スムージー

いちご

バナナ

ヨーグルト

すりおろしりんご

みかん果汁

市販のベビーフード

1日2回

(主食と副菜、デザートを1品ずつ)

100g

 

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

 

生後10か月~11か月頃 五分がゆ・うどん・パンとプラス1品(歯茎でつぶせる固さ)

白身魚

しらす

シーチキン

鶏肉

牛肉

野菜スムージー

すりおろしりんご

バナナ

いちご

ヨーグルト

市販のベビーフード

1日3回

(主食と副菜、デザートを1品ずつ)

100g

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

大さじ1

1歳~1歳半頃 全部がゆ・うどん・パンとプラス1品(歯茎でかめる固さ)

白身魚

しらす

シーチキン

鶏肉

牛肉

魚肉ソーセージ

野菜スムージー

すりおろしりんご

バナナ

いちご

ヨーグルト

市販のベビーフード

1日3回

(主食と副菜、デザートを1品ずつ)

100g

 

大さじ1~2

大さじ1~2

大さじ1~2

大さじ1~2

大さじ1~2

大さじ1~2

大さじ1~2

大さじ1~2

大さじ1~2

大さじ1~2

大さじ1~2

Kiki'
Kiki’

初めて口にするものはすべて1日1さじから始め、様子を見ながら少しずつ量を増やしていきました。
生後7か月頃からおかゆに白身魚やしらす、シーチキン、卵黄などを混ぜてあげていました。
生後9か月頃から離乳食とは別に口で溶ける赤ちゃん用のお菓子をあげ始めました。
基本は手作りの離乳食ですが、このころから少し遠くまでお出かけする機会が増え、外出時は市販のベビーフードを食べさせていました。
生後10か月頃から家にいるときも1食分はベビーフードを利用していました。
離乳食を作るのは手間がかかるので、作り置きをしておくと楽になります。
作り置きをする場合は、小さなタッパーやシリコン製の氷を作る容器などで凍らすと、1食分ずつ解凍するだけなので便利です。
Kiki’は100均の小さなタッパーを利用していました。
いろいろな種類の食材を利用して、毎回いろんな味で離乳食を作ることができるのが理想ですが、Kiki’は料理が得意ではくメニューに偏りがありますが、自分のできる範囲で愛情を込めて作っていました。
作るのが大変になったときは、ベビーフードの力を借りることもありました。

手の込んだ離乳食を作られる方も多いと思いますが、苦手な方は無理する必要はないとKiki’は思います。
子育てはママの心の安定と体が大切なので、離乳食に固執することはないと思います。
離乳食の種類に偏りがあったとしても、離乳食期はミルクを飲ませているので栄養については問題ありません。
離乳食は幼児食に向けての練習期間なので、子育てが楽しめなくならないように、頑張りすぎずできる範囲で作ってあげれば十分だとKiki’は思います。