鍵盤ハーモニカ
小学校の音楽の授業で使用する鍵盤ハーモニカ。昔は多くの小学校でハーモニカを使用していましたが、1970年代以降徐々に鍵盤ハーモニカへ移行していったそうです。
ここではその鍵盤ハーモニカについてご紹介していきます。
鍵盤ハーモニカって何?
ハーモニカの様に息を吹き込み、ピアノの様に並んでいる鍵盤を指で弾くと音が鳴る鍵盤楽器のことを鍵盤ハーモニカといいます。
鍵盤ハーモニカはいつ必要?
小学1年生
主に使用するのは1,2年生の頃で、その後は音楽発表会などのイベントなどで使用することがあります。
学校によって使用開始時期は異なりますが、入学前の保護者会または入学後の保護者会や学年だよりなどで鍵盤ハーモニカについての案内が来るので、指定日までに準備する必要があります。
入学後の保護者会前に鍵盤ハーモニカについての案内があり、保護者会の時に学校での販売がありました。
用意でき次第学校に持っていくという形でしたが、入学後授業が始まってから1か月前後で学校に持って行っていました。
小学校で使用する鍵盤ハーモニカはどれ?
小学校で使用する鍵盤ハーモニカは鍵盤数が32鍵のアルト音域になります。
鍵盤ハーモニカの主要メーカー
ヤマハ「ピアニカ」
特徴
澄んだ音色と美しい集合音で、音量も豊かです。音域も広く低学年から高学年まで多様に活用できます。吹き口がカーブ形状になっていて運指が見やすく、リコーダーに近い形状なので移行もスムーズです。息漏れを防ぐ構造になっていて、特殊防錆塗料をリードに施しているので、金属の劣化を防ぎ澄んだ音色と性格で安定したピッチを保ちます。
価格 6,600円(税抜)
カラー ピンク・ブルー
ケース ハードケース
その他 ピアニカ専用バッグ
ヤマハ公式URL https://jp.yamaha.com/
鈴木楽器製作所「メロディオンアルト」
特徴
鍵盤ハーモニカのパイオニアで、より美しい音を求めて研究と改良を続け、理想的な音色と演奏を創造しています。
吹く音がそのまま音になるように演奏でき、ハードケースの他にセミハードケースもあります。
セミハードケースはハードケースに比べ約60%軽量になっていて、持ちやすく軽いです。反射材を塗布したネームタグ付きで登下校の安全にも配慮しています。
価格 6,300円(税抜)・6,600円(税抜)
カラー ピンク・ブルー・グリーン
ケース ハードケース・セミハードケース
スズキ公式URL https://www.suzuki-music.co.jp/
全音楽譜出版社「ピアニー」
特徴
少ない息でも無理なく演奏できるように設計され、リードの純粋な音が響き渡るのが特徴です。
明るく美しい音が鳴り、優しい音色で学校でも自然と溶け込み、小さなお子様でも簡単にきれいで澄んだ音が奏でられます。
特殊防錆塗装を施し、錆の発生を抑制して安定した音色を保ちます。
ハードケースの他レザーケースもあります。
価格 6,400円(税抜)
カラー ピンク・ブルー・グリーン
ケース ハードケース
ゼンオン公式URL https://www.zen-on.co.jp/music/piany/
キョーリツコーポレーション「メロディピアノ」
特徴
豊富なカラーを取り揃えていて、カラーバリエーションも豊かなので、好みに合わせて選ぶことが可能です。軽量で持ち運びやすいケースを採用しています。
ハードケースごと入れることができるバッグも販売しています。
価格 オープンプライス
カラー ソラ・サクラ・ネイビー・ライトブルー・ライトグリーン・レッド・グリーン・パープル・ブラック・イエロー・ピンク・ブルー
ケース ハードケース
その他 鍵盤ハーモニカ用2wayバッグ
キョーリツ公式URL https://kyoritsu-group.com/
ホーナー「メロディカ・ピアノ」
特徴
アコーディオンやクロマチックハーモニカなどで知られる世界で最も有名なリード楽器メーカーです。人間工学に基づいたマウスピースとキーで快適な演奏ができます。
価格 記載なし
カラー レッド・ブルー・ブラック
ケース プラスチック製ハードケース
ホーナー公式URL https://www.hohner.de/
キクタニミュージック「メロディメイト」
特徴
一般的なアルト32鍵使用で、音域はFからC3になっているので、小学校で習う楽曲のほとんどをカバーできます。
価格 3,500円(税抜)
カラー BLUE・PINK・GREEN
ケース ハードケース
Kiki’の子どもたちの学校では、学校販売はスズキの「メロディオン」でした。
近くの学校はヤマハの「ピアニカ」だったので、同じ市区町村内でも学校によって斡旋している鍵盤ハーモニカは違うようです。
鍵盤ハーモニカを購入するには?
学校販売
楽器店
百貨店
量販店
総合スーパー
ネット通販
などで購入できます。
Kiki’の子どもたちの学校では、各自用意してもOKで、幼稚園や保育園で使用していたものをそのまま使っても大丈夫でした。
Kiki’の子どもたちは鍵盤ハーモニカを持っていなかったので、学販の鍵盤のメロディカとピアニカの二択で子どもたちに選んでもらい、ピアニカが良いということでネット通販で購入しました。
鍵盤ハーモニカっていくらするの?
約3,000~7,000円
メーカー価格まとめ
メーカー名 | 品名 | 型番・品番 | 定価(税抜) |
ヤマハ | ピアニカ | P-32E,P-32EP | 6,600円 |
スズキ | メロディオン | MXA-32G,MXA-32P
FA-32B,FA-32P(セミハードケース) |
6,300円
6,600円 |
ゼンオン | ピアニー | 323AH GREEN,BLUE,PINK
323A(レザーケース) |
6,400円
6,400円 |
キョーリツ | メロディピアノ | P3001-32K | オープンプライス |
ホーナー | メロディカ・ピアノ | Student32 | 記載なし |
キクタニ | メロディメイト | MM-32 | 3,500円 |
量販店やネットショップなどでは定価の10~25%引きで販売されています。
学校販売の場合は6年間の保証がついているケースが多く、量販店やネットショップに比べ価格が高めの設定になっています。
Kiki’の子どもたちの学校では、スズキ「メロディオン」を5,900円(税込)で学校販売していました。
同じ市区町村の学校では、ヤマハ「ピアニカ」が5,400円(税込)で学校販売していました。
Kiki’はネットショップではヤマハの「ピアニカ」を5,200円(税・送料込)で購入しました。
ネットショップの場合さらにポイントが付くので、実質4,200円(税込)とお得に購入できました!!
鍵盤ハーモニカを選ぶポイント!!
音重視なら
ヤマハ「ピアニカ」・スズキ「メロディオン」
音程が安定してきれいな音がでやすいです。
デザイン重視なら
キョーリツ「メロディピアノ」
色が豊富なので、個性を出すのにおすすめです。
価格重視なら
キクタニ「メロディーメイト」・キョーリツ「メロディピアノ」
3,000円前後で購入でき、お財布にとっても優しいお値段です。
持ちやすさ軽さで選ぶなら
スズキ「メロディオン」セミハードケース
鍵盤ハーモニカというとハードケースが多いのですが、メロディオンにはセミハードケースがあり、ハードケースに比べ持ちやすく軽いです。
たくさんの種類がある中で選ぶのは難しいですが、Kiki’のおすすめはヤマハの「ピアニカ」とスズキ「メロディオン」です。
初期不良や故障が少なく物がしっかりしていて、万が一部品を無くしたり破損した場合でも、取扱店が多いのですぐに買うことができます。総合的に考えて選んで失敗がないのはヤマハ「ピアニカ」とスズキ「メロディオン」だと思います。