彫刻刀セットは小学校4年生から図工の授業で使います。
彫刻刀にはいろいろと種類があるので、どれを選んだらいいのか迷いますよね。
ここでは彫刻刀セットの種類と価格、選び方についてご紹介していきます。
彫刻セットの主なメーカー
義春刃物(マルイチ・よしはる)
サクラパレス
義春刃物
創業100年以上の老舗彫刻刀メーカーになります。
学童向け彫刻刀では、全国シェアNo.1メーカーです。
熟練職人が1本1本手作業で仕上げていて、厳しい検査基準をクリアした彫刻刀のみ出荷しているので、切れ味が抜群です。
義春刃物株式会社公式URL https://yoshiharu-h.xsrv.jp/
サクラパレス
大手文房具メーカーになります。
サクラパレスの彫刻刀には刃に触れずに出し入れできる安全ガードが付いた商品などもあります。
サクラパレス公式URL https://www.craypas.co.jp/
彫刻刀セットの種類
切り出し刀
丸刀(中丸刀・小丸刀)
三角刀
平刀
その他小切り出し刀や大丸刀、両刀、曲がり刀、見当ノミ、さらいノミなどの種類がありますが、小学校で使用する彫刻刀はこの4種類5本が基本となります。
彫刻刀の素材
刃
付鋼製(硬い特殊鋼と柔らかい軟鉄2枚の金属でできている)
全鋼製(1枚の鋼でできている)
特殊加工ステンレス製
付鋼と全鋼は付鋼の方がより切れ味が優れています。その分価格は高くなります。
柄(持ち手部分)
木製
樹脂製
ゴム製
プラスチック製
などがあります。木製も樹脂製やゴム製も持ちやすく安全に使用できますが、木を彫るときに安定して使用できるのは、滑りにくい樹脂製になります。プラスチック製は滑りやすいのでおすすめしません。
Kiki’の子どもの頃は木製を使用していましたが、子どもたちの小学校では樹脂製でした。
彫刻刀が購入できるお店は?
デパート
大手スーパー(文房具類を取り扱っている)
文房具屋
ネットショップ
学校販売
などで購入できます。
学校販売は、販売時期に学校から案内があります。
Kiki’は学校販売で購入しました。
初めはネットショップで購入しようと思っていたのですが、学校販売の案内が来て確認すると、ネットショップの金額とほとんど変わらなかったので今回は学校で購入しました。
彫刻刀セットの価格
約1,000~3,000円
小学校で使用する5本セットの彫刻刀は1,000~2,000前後になります。
学校販売の彫刻刀セットは、マルイチ彫刻刀-SXでした。
定価1,815円なのですが、先生が交渉して1,360円に下げてもらったそうです。
当初サクラパレスの安全ガード付き彫刻刀セットを検討していたのですが、図工の先生から切れ味が良いので使いやすいというお話を聞き、学校販売のマルイチ彫刻刀-SXを購入しました。
実際の申込書↓↓↓
彫刻刀セットの選び方
利き手に合わせた彫刻刀を選ぶ
右利きと用と左利き用の違いは切り出し刃になります。刃の向きが左右逆に作られています。利き手に合ったものを使用しないと、使いづらさや違和感があります。安全面を考えて利き手用の購入がおすすめです。
扱いやすさ
小さな子どもの手の大きさを考えると、軽くて柄が短い種類が持ちやすいです。
切れ味
彫刻刀を安全に使うには切れ味の良い彫刻刀の方が安全です。
切れ味の悪い彫刻刀の場合、余計な力が入ることで滑って怪我をしてしまう可能性があります。
Kiki’の子どもは双子なのですが、一人が右利き、一人は左利きのため、それぞれ利き手の彫刻刀セットを購入しました。
いつまでに準備すればいい?
5月位
学校から案内がくるのが4~5月頃になるので、案内が来てから準備すれば大丈夫です。
Kiki’の子どもたちの小学校では、4月の保護者会で彫刻刀について案内があり、学校販売で購入する場合は4月下旬までに申し込みとなっていました。実際彫刻刀セットが子どもたちに配布されたのは、夏休みに入る前です。
ほとんどの小学校では、4月の保護者会で必要道具についての案内があると思いますので、どんな商品がいいのか学校ではどの商品を取り扱っているのか、確認してから購入するといいと思います。
おすすめ彫刻刀セット
切れ味を選ぶなら
よしはる彫刻刀GX
マルイチ彫刻刀SX
安全ガード付きを選ぶなら
サクラグリップ彫刻刀SA
Kiki’のおすすめは・・・学校ではマルイチ彫刻刀SXでしたが、よしはる彫刻刀GXです。付鋼で切れ味抜群なのと、彫りやすいと力の入れ方も変わってくるので、軽い力で彫れるそうです。