キャノンのプリンターが突然B203のエラーが発生し、修理依頼をしてくださいという表示がでてしまいました。
ここではKiki‘がメーカーの修理に出さずに解決した方法をご紹介します。
キャノンのホームぺージによると・・・
サポート番号B200、B201、B202、B203、B204、B205が表示された場合、
「修理の依頼が必要なエラーが発生しました」とのことで、プリンターの電源を切ってから電源プラグをコンセントから抜いて、プリンターの修理をご検討ください。と記載されています。
キャノンサイトURL https://faq.canon.jp/app/answers/
B203のエラーが出る原因
・紙詰まり
・インク残量の減少
・互換インクの使用
・プリンタヘッドの破損や汚れ
・古いプリンタードライバの使用
などが原因の様です。
Kiki‘が実際にやった対処法
Kiki’が使用しているキャノンのプリンターはMG7530です。
その① キャノンサイトでエラーメッセージの確認
対処法などの記載がなく修理依頼しかないみたいだったので、保証期間も過ぎているし自分でできることはやってみようと試みる。
その② 紙詰まりがないか確認
電源をOFFにして途中で止まっていた紙を取り除き、電源を入れてみたけどB203のエラーは消えず。
その③ ネットで対処法の検索
YouTubeでインクカートリッジとプリントヘッドの掃除をすると直るという検証をしている動画があったのでやってみようと視聴。
動画を視聴した結果、掃除だけでは直らず、プリントヘッドを取り寄せて交換し復旧していたのですが、とりあえず掃除をしてみようとインクカートリッジを取り出して、プリントヘッドの部分を外しアルコールで洗浄してみました。
洗浄して取り付け電源をいれてみたけど、やっぱりエラーメッセージは消えませんでした。
その④ インク残量の確認
「インクが少なくなっています」と表示されたまま使っていたのを思い出し、他に方法はないかと検索。インク残量が少ないまま使用して同じB203のエラーが出ていた人の口コミ（価格.com）を発見。記載の対処方法を試してみると無事復旧!!
復旧した方法
プリンタの電源を切った状態で、フロントカバーを開け、そのまま電源をONにする
プリントヘッドが動き始めたらフロントカバーを閉める
たったこれだけで復旧しました!!
対処方法の優先順位まとめ
まず最初に試すこと!!
紙詰まりがあれば取り除き、インク残量が少ないカートリッジがあれば交換してから、プリンターの電源を切った状態でフロントカバーを開け、そのまま電源をONにする。
プリントヘッドが動き始めたらフロントカバーを閉める。
2番目に試すこと!!
プリントヘッドの掃除
プリントヘッドの取り外し方
カバーを開けて、インクカートリッジを取り出す
※画像は電源が入っていますが、電源はOFFの状態で作業しています。
赤枠部分を手前に引っ張りロックを外す
赤枠部分のプリントヘッドを取り外す
インクがたまっている場所と、真裏のインクが出る部分を掃除する
乾かしたら、プリンタヘッドを取り付け、インクカートリッジを戻して電源を入れる
Kiki’はアルコールをインクがたまる部分に吹きかけて、アルコールで浸したキッチンペーパーの上に置いてしばらく放置して洗浄したのと、真裏のインクが出る部分をアルコールで湿らしたキッチンペーパーで拭き掃除しました。
背中部分は濡らさないように気を付けてください。
Kiki’はアルコールを使用しましたが、専用の洗浄液がある様です。
3番目に試すこと!!
インクカートリッジの掃除
掃除の仕方
キッチンペーパーにアルコールまたは専用液を浸した上に、インクカートリッジを置く。
※写真は１つですが、6個全部やりました
しばらくしたら、アルコールを湿らしたキッチンペーパーでインクカートリッジ全体の汚れを拭きとる
プリントヘッドにインクカートリッジを戻して電源を入れる
YouTubeの検証動画では、インクカートリッジの掃除をしていましたがKiki’はやりませんでした。
最後に試すこと!!
プリントヘッドの交換
AmazonやYhoo!ショッピング、楽天市場などでプリンタヘッドが購入できます。
最後に・・・
Kiki‘はキャノンの純正インクカートリッジをずっと使用していました。
いつも「インクが少なくなっています」と表示されても、インクが切れるまで使い続けていましたが、エラーがでることはありませんでした。
今回初めて純正からエコリカの互換インクに替えて使用していました。
純正の時と同様インクが切れたら交換すればいいと思い「インクが少なくなっています」と表示されていても使い続けていたところ、今回のエラーが発生。
原因は互換インクだと思います。
互換インクを使用する場合は、インクが少なくなったと案内されたらすぐに交換することが、エラー回避策かもしれません。
今のところ、改善されてからエラーの発生はありません。
結構このエラーは多い様なので、一度試してみる価値はあると思いますが、あくまでも自己責任で行うようにしてください。
また保証期間中の方は、保証が利用できなくなる可能性がありますので、メーカーでの修理依頼をおすすめします。
